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【京都・ラーメン】9月に現れた清湯の新星!6種類ブレンドの醤油ダレで一口ごとに顔色が変わるスープ!

TAR-KUNラーメンヲタク

どうも、奈良から全国のラーメンを食べ歩くTAR-KUNです。

関西でニューオープンの新店舗は積極的に食べ歩いていますが、「おっ、これはウマい!」と驚いたお店が京都に誕生したのでご紹介させて頂きます。

ご紹介するお店の名前は【らぁ麺や ふぢとら】

2023年9月23日に右京区太秦に開店したばかりの注目店です。

ご主人は京都を代表する名店【らぁ麺 とうひち】で学生時代のアルバイト期間を含めて6年間修業され、この度独立。関西のラーメンフリークの間で話題になっています。

最寄駅はJR花園駅、徒歩5分ほどの立地にあり、『東映太秦映画村』からおおよそ1.5キロほどの場所です。

専用の駐車場はなく、近くにコインパーキングがいくつかあります。

開店時間は10時30分と、一般的なラーメン店より少し早くオープンされるのも食べ手として嬉しいです。

わんたん醤油らぁ麺

“利尻昆布”や、“さつま鶏”、“阿波尾鶏”、“丹波黒鶏”、“名古屋コーチン”といった銘柄鶏に加え、“美湯豚”の肉や骨の旨さを引き出しておおよそ7時間丁寧に出汁を取られた清湯スープ。

ポイントは醤油ダレ

和歌山県有田市や滋賀・兵庫の様々な醤油を6種類ブレンドして構成したタレが、味の決め手。

無化調で仕上げられていて、最初はキリッと醤油の華やかな香りやコクが楽しめ、後半にはそっと出汁を支えて一体感が増す仕上がりとなっています。

食べ進めるにつれ、グラデーションのように顔色が変化するスープです。

麺は、北海道産の小麦である“春よ恋”と“キタホナミ”をブレンドし、その日の朝に打たれたこだわりの自家製麺。

しなやかでスープを上手くまとい、シルキーなのど越しが印象的です。

そして、トッピングにも抜かりがありません。

良質な脂の甘味が印象的な鹿児島県産の美湯豚のバラとモモ肉のチャーシューは絶品。

ワンタンも、生地の滑らかさと餡の肉肉しさがあってトッピングして大正解でした。

少しご主人とお話する機会があってお話をうかがうと、

「とうひちさんでの修業を振り返ると、ラーメンの作り方はもちろん、お客様との接し方、目配り、気配りなどが一番印象的でした。美味しい物を作るだけではダメなんだなと肌で感じました」

とのことで、自身のお店でも一人ひとりのお客さんと向き合い、真剣にラーメンを作られている事が伝わって来ます。

また、「このお店は観光地でもなければ人通りも決して良くは無い立地で、手を抜けば一瞬でお客様が来なくなる場所。ここで頑張って美味しい一杯を提供し、ファンの方やこの地元の方にとって自慢のラーメン店になることが目標です」と話してくれました。

京都に現れた期待の新星! これからが楽しみなお店なので、是非足を運んでみて下さい。

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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