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靴下のあの糸をスムースかつ安全にカット。カイコーンPROの意図せぬ使い方が便利だった。

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

靴下の左右をつなぐ糸をどうやって切るのか問題

 みなさん、靴下を買ってきて履くときどうしていますか。
 右と左をつなぐ、あの糸を切るのってちょっとやっかいじゃないですか。
 カッターやはさみを使うと思うのですが、なにしろ相手は靴下。布部分に刃先が当たると、傷つけてほつれてしまいます。

 かといって、えいやっと糸をちぎろうとしても、指に糸が食い込んでいたいだけです。 最後の手段として、歯でかみきる手もなくはないです。ですが、ちょっと躊躇しますよね。
 そこで使いたいのが、今回紹介するカイコーンPRO(オルファ)です。
 このカイコーンPRO、以前も動画で紹介したとおり、通販の箱などの梱包を開封するのに、絶大な力を発揮します。で、これが靴下の糸を切るのにも役立つんですね。
 写真を見てみましょう。

カイコーンPRO(オルファ)。先端部の形状が特徴的。刃が狙った部分以外にあたりにくい。
カイコーンPRO(オルファ)。先端部の形状が特徴的。刃が狙った部分以外にあたりにくい。

 こんな形状です。このシュモクザメチックな先端部の横バーの部分が刃になっています。そしてよく見ていただきたいのですが、刃の部分が斜めの樹脂パーツによって守られた構造になっているんですね。

 これが靴下の糸を切るのにジャストというかベスト。というかぴったりです。
横棒の先の斜めのパーツを糸にくぐらせます。そして、靴下の左右をつなぐ糸に刃を当てます。コツがあるとすれば、靴下本体から刃のはなして置くことでしょうか。
 そして軽く引くだけで、糸は簡単に切れます。

横棒の左右のやじり状のパーツを糸に引っかけて切るだけ。
横棒の左右のやじり状のパーツを糸に引っかけて切るだけ。

 もし手元にカイコーンPROがあれば、ぜひやってみてください。
 かりに手元になくても、一つあれば通販の箱をあけるのに絶大な力を発揮します。 しかも、靴下の糸を切るのにこれほど便利なものはありません。刃先の扱いに神経を使うこともなく、靴下本体に傷をつける心配もありません。

糸がカットできた。あとは靴下左右を自然に分離させるだけ。糸は自然にするすると抜けていく
糸がカットできた。あとは靴下左右を自然に分離させるだけ。糸は自然にするすると抜けていく

 通販が好きな人も、新しい靴下を卸すのが凄く好きな人も、ぜひカイコーンPROをつかいましょう。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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