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【iPhone手帳術】1回5円弱!ほんのちょっとの工夫でスマホ断食。時間を生み出すかんたんな方法

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 気がつくとついスマホを見てしまう。
 そしてやるべき事になかなか手がつかない。
 そしていつのまにか時間だけがたっている。
 そんなことって実はよくありますよね。
 で、これをできるだけ、避けるための方法があります。
 ひとつは、たとえばiPhoneの場合は、「集中モード」を使うこと。
 設定すれば、設定した時間になるまでiPhoneの機能を制限できます。
 ただ、スマホに慣れていればいるほど、その設定を解除して制限されていた機能を使いたくなったりしませんか。

 集中モードについては別途説明します。
 今回は、物理的な手段を使ってスマホを制限してみましょう。

液晶にふせんを貼る

 用意するものはふせんです。今回は3M製の75mm四方のものを使ってみました。

スリーエムの75mm四方のふせん。定価385円ですが、もっと安く買えるかも。
スリーエムの75mm四方のふせん。定価385円ですが、もっと安く買えるかも。

 90枚入りで定価385円。つまり1枚あたり4.2円です。わずかこの金額で時間を生み出せると思えば安いと思いませんか。
 では具体的な使い方を説明しましょう。
 まず、iPhoneを用意します。
 そして表面にスリーエムの付箋を貼ります。

 一番上には、日付と時間を書きます。そして「○時までさわらない」と書きます。
 これだけです。

スマホの液晶画面にふせんを貼る。「○時までさわらない」と記入。貼る前には液晶画面をよく拭いておきましょう。
スマホの液晶画面にふせんを貼る。「○時までさわらない」と記入。貼る前には液晶画面をよく拭いておきましょう。

 あとは、淡々と本来やるべき事をやりましょう。

 また、スマホに触りたくなったら、ふせんにその時間を書きましょう。

 間違っても、剥がして操作してはダメです。

 操作する代わりに時間を書くのです。

 こうすれば、スマホに触らずにいられます。また、触ることを時間を書くという行為に替えることで、昇華させられるはずです。 

 どうしても、触りたくなったら、その時間を書いてから剥がしましょう。
最初に書いた時間との比較で、どれぐらいの時間触らずにいられたのかがわかります。 いろいろやりたいことがあるけれど、スマホについ夢中になって手がつかない。

 そういう人は、是非やってみてください。

※このアイデアの初出は、拙著『ふせんの技100』(えい出版社 2016年刊)P123の「デジタル断食をする」です。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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