【iPhone手帳術】集中モード集中講義2 使いこなしのポイントは自分の生活パターンを見きわめること
前回、集中モードの概要を説明しました。
では、この集中モードはどう設定すればいいのでしょうか。
こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手のたてがみたつひこです。
最初にすべてオフに。それから個別に設定しよう
前回も触れましたが、まず最初にするべきなのは、すべてをオフにすることです。
「おやすみ」「パーソナル」「仕事」「読書」「ゲーム」「運転」のそれぞれの設定を開きます。
そして、オフになっていることを確認しましょう。
もし、オフになっていなかったらオフにしましょう。
ポイントは「スケジュールを設定」
最低限押えるべきポイントは、「スケジュールを設定」の設定です。
集中モードでは、以下の3つの情報で、iPhoneの機能を制限します。
ひとつは位置情報。どこにいるかによってそのモードをオンにして機能を制限します。
もうひとつは、時間情報。曜日と時間帯。設定した曜日と時間帯にオンになる=iPhoneの機能が制限されます。
三つ目は、指定した特定のアプリケーションが開かれたとき。
このそれぞれの設定を、それぞれのモードで確認しましょう。
設定したおぼえはない。そうおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
ともあれ、いろいろな設定があり、それぞれについて、きちんと憶えていられないほど設定があるのもiPhoneなのです。
また、たまにiPhone側が気を利かせてこんなふうに設定をサジェストしてくる事もあります。
このときに設定をオンにしてしまうと、その設定が生きます。
そして、そういう設定にしたおぼえがない(忘れている)にもかかわらず、iPhoneはその設定で動くのです。
デジタルツールを手なずけるコツは、自分の行動パターンを見切ること
iPhoneにかぎりませんが、デジタルツールは設定すれば自動的にいろいろやってくれる設定がたくさんあります。そしてほとんどの人はそれを憶えておくことはできないはずです。
集中モードの有効な設定方法は、自分の完全に決まり切った行動パターンに沿ったものにすることです。
また、一時的なオンオフを利用することです。
たとえば、運転するときだけ、運転モードをオンにする。これは個人的には、車のBluetoothに接続されたときにオンになるのでいいと思いますが、こういう使い方もできます。
たとえば、寝る直前に「おやすみモード」をオン。起きたら、オフにする。
こういう日々の繰り返しから、「このパターンなら自動にしてもいいな」というパターンが見えてくるはずです。
その時点ではじめて集中モードを設定すればいいのです。