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【iPhone手帳術】ソースの湯煎5分。パスタ10分。AppleWatchのタイマーで一緒に測れます

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 料理を作るときにも、AppleWatchのタイマーは活用できます。

 それは例えば本格的なことでなくても大丈夫。たとえば、インスタントのパスタソースを湯煎しながら、パスタをゆでるのにも使えます。

パスタソースとパスタを同時に扱う場合にAppleWatchは便利。写真の「BASE」のフィットチーネは、実際には2分ぐらいの設定
パスタソースとパスタを同時に扱う場合にAppleWatchは便利。写真の「BASE」のフィットチーネは、実際には2分ぐらいの設定

 ここで問題になるのが、パスタソースと、パスタのゆで時間の違いです。
 パスタソースの袋は熱湯で3分の湯煎で大丈夫。対するパスタは普通は9分ぐらい掛かります。

 このとき使いたいのが、AppleWatchのタイマーの機能があります。
 複数本を同時に利用できるのです。

 やり方は簡単。まず最初の1本を設定します。
そして、画面左上の「<」をタップ。すると、また時間設定の画面になるので、時間を選んで(またはカスタム設定で設定して)タップ。

画面の左上の「<」をタップ
画面の左上の「<」をタップ

この画面で2本目をセットする
この画面で2本目をセットする

 こうするとAppleWatchで2本のタイマーが同時に利用できるのです。

タイマーが2本同時に動いているところ
タイマーが2本同時に動いているところ

注意点は鳴り方

 AppleWatchのタイマー機能は、このように複数本を同時に利用できます。

 注意点もあります。それは、1本目のタイマーの時間が来たときには2回ぐらいしかならないことです。タイマー機能は腕で鳴りながら振動しますが、うっかり聞き逃すこともあり得ます。

 この点だけは注意しましょう。

 ともあれ、この機能、いろいろ応用ができます。たとえば、電車で複数の乗換があるとき。最初の駅の到着予定時刻、そして次の駅の到着予定時刻を想定してそれぞれセットしておけば、乗り過ごすこともないでしょう。

 AppleWatchのユーザーならば、是非やってみてください。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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