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タスク管理の最重要ポイントは目前のタスクの把握!まず記録。矢印でつなげて次々実行していく方法

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 タスク管理で最も大切なポイントはなんでしょうか?

 それは目前の各種タスクを把握し尽くすことです。もれがないようにパソコンのタスクアプリなり、スマホアプリなりにリストアップし尽くすことです。

 それが今回紹介する方法です。
 具体的には横罫のメモにタスクを次々に書き出し、矢印でつないでいく方法です。
 必ずしも処理順でなくてもかまいません。

タスクを思いつくままに書き出して、矢印でつないでいくところ。処理の流れがイメージできる
タスクを思いつくままに書き出して、矢印でつないでいくところ。処理の流れがイメージできる

 もちろん、これから先のすべてのタスクを書き出す必要はありません。また、それは非現実的なことでしょう。理屈で言えば、これから先のすべてのタスクには、まだ見えていないものがたくさんあるわけですから。 

 そうではなく、まず目前のものを、これからすべて処理すべきこととして書き出していく。これがひとまずのポイントです。明日、明後日のことはひとまず置いておき、目前出やるべきことを書き出してしまう。

 ここでもまた、「かけだす前に書き出せ」ですね。

実行したら順番を書いていく

タスクを処理した順番を赤いペンで書いていく
タスクを処理した順番を赤いペンで書いていく

 こうやって矢印で書き出したタスクは、一つずつ処理していきます。
 処理する時点で初めて優先順位を意識します。
 書き出した順でないことに注意してください。

 一般的には、段取りを考えて連絡とか調整が必要なことがらから処理するのがいいでしょう。たとえば、ミーティングの日時調整などは、なるべく早めに相手に投げた方が、相手の空いている時間を押さえやすいはずです。

 こうやって一つずつ処理していきます。そして終わったたすくには、順番を書いていきます。すべてのタスクに順番がつけ終わったときが、仕事が終わるときです。
 できれば、所要時間なども記録すればいいでしょう。

 所要時間の記録とか、手帳やGoogleカレンダーへの記録については別の機会に開設したいと思います。

 

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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