【手帳の考え方】ノートや手帳の本当の便利さはどんなこと?ひとつは“液晶画面”から独立していることです
手帳やノートなどのアナログなツールが本当に便利なポイントとは何か?
このことについては、いろいろな人がいろいろな説を唱えています。
たとえば、手で書くとおぼえる(確かにそうかも)。
たとえば、潜在意識にすり込まれる(その潜在意識ってのがどうも・・・)。
etc
で、考えたのですが、私が思うに「液晶画面から独立していること」。
これが大きいのではないかと思います。
パソコンで作業をしていて、ふとメモをとりたくなる。そういうときは、誰にでもちょくちょくあるはず。
そういうときに、特に頭を使うことなく、メモが出来るのが、手帳やノートのいいところです。
横罫や方眼の記入面に自由に文字や線で思いついたことを書き出していく。
これは、デジタルツールには苦手かもしれません。
とくにたとえば、スタイラスに対応したパソコンであっても、どうしてもワンアクション、いやワンテンポずれると思います。
それは、デスクトップ画面上にもう一つウィンドウを開かなければならないからです。
これがちょっとハードルが高い。
紙のノートの場合、開けばそこに新しい面があります。まっさらな大きな面があります。面の大きさこそ固定されていますが、デジタルのそれと比べると大きさは圧倒的です。
なおかつ、ダイレクトすなわち直接的です。
ペンで文字も図もイラストもグラフも自在に書けます。
アナログのメリットはざっとこういうことではないでしょうか。
同時にデメリットもあり、きちんと把握しておく必要もあります。
アナログだから、アナログ故に万々歳ということもありません。
それについてはまた回をあらためて考察しようと思います。