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【iPhone手帳術】不案内な土地で場所をマークしてあとでに戻りたい。それには地図とメモの機能でOK

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 旅行で、土地勘のない不案内な場所にきたとして、その場所に簡単に戻る方法があればいいと思いませんか。たとえば、バス停の場所。駅からバスに乗ってきて下車。道路の反対側に駅行きのバスのバス停がある。でも、その場所をおぼえておくのは大変。

 で、iPhoneを使えば簡単にできるんですね。
 流れとしては以下になります。

 地図アプリを起動→現在位置を確認して長押し→共有ボタンをタップしてメモに保存

標準の地図アプリを起動。保存したい現在位置を確認する
標準の地図アプリを起動。保存したい現在位置を確認する

画面を長押し。共有ボタンで、iPhone標準のメモアプリに情報を送る
画面を長押し。共有ボタンで、iPhone標準のメモアプリに情報を送る

メモに位置情報が保存されたところ。これをあとで利用する
メモに位置情報が保存されたところ。これをあとで利用する

 ここまでできたら、移動して大丈夫です。観光や用事が終わって、バス停にもどりたいときは、この手順で位置の情報をいったん保存しましょう。

元の位置に戻るには

 保存していた情報の場所に戻るには、以下の手順になります。

 まず、メモを開く→クリップしておいた地図の情報を開く→タップ→「経路」を確認→ルートを確認しつつ元の位置に向かって進む。

メモアプリを開いて、位置情報のメモをタップ。起動した地図を確認し、ルートを見る
メモアプリを開いて、位置情報のメモをタップ。起動した地図を確認し、ルートを見る

「現在地」とあるのが保存された場所。ルートが表示されているのでこれにしたがって移動する。
「現在地」とあるのが保存された場所。ルートが表示されているのでこれにしたがって移動する。

到着したところ
到着したところ

 この例では、徒歩で12分ぐらいの距離を移動しています。
 こうすると、ルートも確認できて、元の位置に無理なく戻れます。
 これは、特別にアプリを入れなくても、iPhoneの標準の機能だけでできます。

 土地勘のない場所で、いったん到着した位置にあとから戻りたい。そういう場合は、是非やってみてください。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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