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【iPhone手帳術】iPhoneの予定に行き先の住所を入力。すると目的地にナビゲートしてもらえます

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 iPhoneのカレンダーにはいろいろな機能があります。そもそも、単に予定を入れて置くだけでなく、各種の記入欄を活用することで、行動するときに楽ができるのです。

 その一つが、場所・住所欄の活用です。特定の目的地の住所をここに入れておくと、跡から楽ができるのです。

予定に住所を入力しておく

予定の住所欄に住所を入力しておく
予定の住所欄に住所を入力しておく

 以下もまた、私が本日経験したiPhoneの便利な機能です。

 私は、鎌倉市のハルバル材木座という場所で行われる勉強会に行く予定を立てていました。そして、その住所をiPhoneの予定記入欄に入力しておいたのです。

 あいにくの雨でしたが、予定通りに家を出ます。電車にのって最寄り駅である鎌倉駅でおりてから、おもむろにiPhoneの地図アプリを開きました。

 すると、以下の画面のように、「Siriからの提案」として、その場所の地図が出てきたのです。そこで私は、ルート案内を実行。するとルートが表示されました。

標準の地図アプリをひらいたところ。「Siriからの提案」が表示されている
標準の地図アプリをひらいたところ。「Siriからの提案」が表示されている

 実際には一度行ったことのある場所だったのですが、地図が手元に表示されているのはとても便利です。案内に従い、またAppleWatchの右折左折時の微振動に誘導されて、予定よりも早く着くことができました。

駅から目的地までのルートが表示された。「出発」をタップしてナビゲート開始。
駅から目的地までのルートが表示された。「出発」をタップしてナビゲート開始。

 このようにiPhoneには、ちょっとした使いこなしでうんと便利に使える機能がいろいろあります。今回紹介した予定機能の場所欄もその一つ。これもまた是非やってみてください。
 補足:地図アプリを見ながら動くときには、まわりの交通や自転車などに十分注意しましょう。いわゆる歩きスマホは危険です。時折立ち止まって画面を確認するなどして、安全に動きましょう。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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