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【手帳の考え方】ToDoリストの書き方ツール編5ルーズリーフミニを使ってToDoリストを書いてみる

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 今回はToDoリストの書き方のルーズリーフミニ編です。

 以前の記事でも紹介したように、ルーズリーフミニは、小型のルーズリーフです。
 各種のルーズリーフの規格のバインダーに綴じることができます。同時に、ルーズリーフミニ専用のバインダーもあります。

 特徴的なのはそのリーフのサイズ感でしょうか。
サイズは、8.7cm×12.8cm。ちょうど前回取り上げた、情報カードと同じぐらいです。
 違うのは、バインダーに挟むための穴の分だけ、横に長いことでしょうか。

ルーズリーフミニ。横長のプロポーションが特徴的。
ルーズリーフミニ。横長のプロポーションが特徴的。

ToDoリストを書くには

 ルーズリーフミニにToDoリストを書くには2つのやり方があると考えられます。

 ひとつは、1枚のリーフに、各種のToDoを書いていく方法。これは、ToDo用のメモ帳に書くのとほぼ同じです。

 もう一つは、1枚のリーフに1つのToDoを書く方法です。1枚にToDoの細かなことを欠けるのが大きなメリットです。たとえば、メインのタスク。その目的。ゴール。

 所要時間と実際の実行時間の予定。さらにサブタスクなどを書いていくわけです。

 そしてここが大きなポイントですが、1枚に1つのToDoを書くことで、並べ替えが可能になります。優先順位順に並べることや、重ねて保存することもできます。

 さらに、専用バインダーにセットすることもできます。

 つまり保存のしやすさがあるわけです。実行のログを書いて、そのまま保存できるわけです。

大きなバインダーにセットして利用も

より大型のルーズリーフバインダーにセットして利用することもできる。ノートの情報を参照しながら、ToDoリストを記入・参照できるのが大きなメリット。
より大型のルーズリーフバインダーにセットして利用することもできる。ノートの情報を参照しながら、ToDoリストを記入・参照できるのが大きなメリット。

 ルーズリーフミニの別のメリットは、B6やA5のルーズリーフバインダーにセットして、ダイアリーや情報の書かれた面と同じ面に綴じることができる点です。

 つまり、それらの情報を参照しながら、ToDoを参照・確認ができるわけです。

 これは、ToDo用のメモ帳や、情報カードにはなかった大きなメリットです。

強いて言えばふせんに近いといえるかもしれません。ともあれ、ふせんよりも保存性が高いメリットもあります。

 このように、ルーズリーフミニは、情報カードのような特性を持ちつつも、バインダーにセットできるという大きなメリットがあります。

 単体で使うのはもちろん、普段からルーズリーフのバインダーノートを使っている人には、とても便利に使えるツールだといえます。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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