【手帳の考え方】ノートを複数の記入面の連続として考える。それってつまりどういうこと?
以前もノートの使い方について解説をしました。
「ノートを複数の面の連続として考える」。今回はこのことについて、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。
学生時代のノートとは違う使い方
ノートと聞くと、どうしても学生時代の使い方を思い出すと思います。
すなわち、先生の板書をひたすら書き写す。または特定の単元について、覚えるために書いていく。
こういった使い方においては、ノート1冊が、情報を保存するためのひとつのまとまりとして把握されていたと思います。
そして今回説明するのはちょっと違う考え方です。また、ノートを仕事用の記録媒体として使っている人ならば、一回は触れている考え方だと思います。
見開きの面が連続した記録媒体として捉える
それは、ノートを、見開きの面が連続した記録媒体として捉える考え方です。
一例を挙げれば、最初の見開きにはテーマAを、次の見開きには、テーマBを書いていくようなやり方です。
ここでは、テーマAとテーマBは独立しています。決して内容として連続はしていません。ですが、これが1冊のノートの中に共存しているわけです。
そして、テーマAのことは最初の見開きに、テーマBについては次の見開きに、逐次追記していくわけです。
こうすることで、一冊のノートで複数のテーマを記録できるわけです。
普通に綴じてあるノートの構造に手を加えることなく、考え方を変えるだけで、ノートは使い勝手が広がります。これは本当に知っているかどうかです。
また、こういう使い方を最初から想定してあるノートも存在します。
さらに、既存のノートにこういった使い方ができるような工夫をする方法もあります。 それについては、別の機会に解説しましょう。