【手帳の考え方】そのマルチペン本当に4色必要?色の数を見直して真の便利さを手に入れよう
マルチペンとは複数色のインク(製品によってはシャープペンも含む)が利用できるペンのことです。
1本で赤も黒も青も使えて便利です。
で、ここで最近気にしていることがあります。たとえば4+1すなわち、4色+シャープペンのマルチペンで、緑色を使うことはどれだけあるのか?シャープペン部分で筆記する機会は週に何回あるのか?
マルチペンの各色はフル活用されているか
要するに、4+1のマルチペンの機能はフル活用されているのかどうかです。
もしそうでないなら、別に3色でも2色でもいいのではないでしょうか。
色数の少ないマルチペンに乗り換えるメリットは以下の用に色々あります。
まず、本体が軽くなる。微々たる違いではありますが、軸本体が細くなり、中にあるリフィルの本数や、シャープペン機構などがなくなればそれだけ軽くなります。
次にメインテナンスの簡単さです。4+1色のマルチペンならば、それぞれの交換用リフィルを用意する必要があります。しかも交換の頻度はバラバラです。
それよりは利用頻度が高い色数色のペンにした方が軽くて、メインテナンスも楽です。
専用のペンの方が取り回しが楽
また、専用のペンの方が高機能で扱いやすいのも確かです。
端的に言えば、マルチペンのシャープペン機能は、オーソドックスです。芯を入れてノックして出す。そして単機能のシャープペンは、もっと高機能です。たとえばオレンズAT(ぺんてる)は一回ノックすれば、芯がなくなるまでずっと書き続けられます。クルトガ(三菱鉛筆)は、芯が自動的に回転してシャープさを保ち、微細な線をつねに書くことができます。
ボールペンにしてもそうです。単色のものの方が、マルチペンと比較しても軸の直径が細いです。長時間書き続けるのならば、単色のペンの方が疲れないことは想像に難くありません。つまり、単色、単機能のペンは文字通り、長距離で持久走を走る選手みたいなものなのです。
2,3色のペン+単色単機能のペンが理想かも
つまり、こういうことです。
いたずらに多数の色のマルチペンを1本もつよりは、数色のペンと、単機能の単色のペンを併用したほうがいろいろメリットがあると思えるのです。