【知的生産用文具の考え方】アナログだけれどカット&ペーストができる。それがふせんなんですよ
ふせんのメリットについては、以前のここでいろいろと書いてきました。
今回は、ふせんが、デジタルツールにおけるカット&ペーストみたいなことができるという点について。
こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。
ふせんは、ふだんはメモ代わりに使ったり、伝言用に使ったりしていると思います。
そして、たとえば情報カード代わりにもなる訳ですね。とくにやや大きめな75mm四方のものを使うと、それが簡単にできます。よくブレーンストーミングなどで使われるのはこのタイプですね。
文章の構成を変更する
そして、今回紹介するのは、75mm×25mmのふせんの使い方です。
たとえば、文章の構成をこんなふうに書き出したとします。節ごとに1枚のふせんを使います。
そして節を入れ替えたいと考えたとしましょう。
するとかんたんにこんなふうにできるわけです。
これがもし1枚の紙の上に書いた構成だったらこうはいきません。
パソコンのワープロソフトやエディター、あるいはアウトラインプロセッサならば、同じ事は簡単にできます。
そして、簡易的ながら、こういうカット&ペーストみたいなことを実現できるのが、ふせんのよさなのです。
情報カードの考え方の応用
これは情報カードの考え方の応用です。情報カードでは、1枚に1つの情報を書きます。 これを蓄積し、組み替えることで、新しいアイデアの創出に役立てるわけです。
この考え方はふせんに応用できます。
今回のやり方は構成の変更です。そして、これも情報カードに関する考え方が元になっています。