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【文鎮】カモメのようにページの上におり立つ。本に寄り添う文鎮は分厚い本を読書・参照する時の最適解かも

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
「本に寄り添う文鎮」これは、鉄製(グレー)がパッケージに入っている状態。

本を読むための文鎮

 文鎮と聞いてみなさんはなにを連想するでしょうか。

 わたしは、書道用の重くて四角い棒状のものを連想しました。

 そして、今回紹介する「本に寄り沿う文鎮」は読書用のものです。

 本のページの上において本を開いた状態にキープするためのものです。

好評に応えて再発売

 この文鎮、もともとは、中高生の声を本に、2022年に数量限定で発売されたものでした。300本が1ヶ月で完売になったそうです。

 以下プレスリリースより引用します。

中高生へのヒアリングによると約7割が「教科書を開いたまま保持するため、クリップで留めている」と答えた一方で、ページめくりのたびに「クリップを挟み直さなければならないとわずらわしさ」があることもわかりました。その困りごとを解消するために、本商品では置くだけでページを開いておける文鎮を採用しました。

今回の発売ではラインナップを拡充

 今回は全国発売となります。そして、ラインアップも拡充されました。まず高級感のある真鍮製(5500円 税込み)、鉄製(ブラック、グレー 2200円)の合計3種類です。真鍮製が1月24日から、鉄製が2月28日から発売となります。

 以上が製品のプロフィールです。では、実際にはどんなものなのか。見てみましょう。

独自の形状が分厚い本にフィットする

文鎮を横から見たところ。さながらカモメのよう
文鎮を横から見たところ。さながらカモメのよう

 これが、実際の文鎮です。

 この写真でも分かるように、文字通り寄り添う。

 さながら、カモメが両方の羽を広げているかのようです。

 上から見ると一直線になっています。

上から見たところ。当然と言えば当然だがまっすぐ。
上から見たところ。当然と言えば当然だがまっすぐ。

 本に実際に載せてみたところがこの写真です。この本は本当に分厚く。別冊を含めて400ページ以上にも及ぶものでした。なおかつ、というかそれゆえ重い。

本にのせてみたところ。かなり分厚い本だったが、しっかり押えている
本にのせてみたところ。かなり分厚い本だったが、しっかり押えている

 ですが、りっぱにページを押えています。そればかりかよく見てください。

 本文の上の余白部分におさまっています。文字を見ようとする視線を遮ることがないのです。さらに、ページをめくったときも、置き直すだけで良いのでラクです。

 上のリリース文にもあるように、クリップのような、はさみなおしの手間もありません。そして肝心の本の中身も邪魔しない。

 これは名前もさることながら、役割もまさに「本に寄り添う」と言えるのではないかと思います。

※この記事はコクヨ株式会社さまにサンプルをご提供いただいて制作しました。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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