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軽くなり細部もチューニングされた新サラサグランド!個人的には0.3ミリタイプがグッときました

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
新サラサグランドの2色。新しく0.3mmも加わった

 この3月12日に発売になった新サラサグランド。すでに店頭で確認されている方も多数いらっしゃるかと思います。この記事では新タイプの変更点と、私の個人的な感想をまとめておきたいと思います。

軽くなりクリップ部の位置も変更

新サラサグランド。クリップのすぐ下にある窓のような部分がサラサシリーズの一員であることを明示する。
新サラサグランド。クリップのすぐ下にある窓のような部分がサラサシリーズの一員であることを明示する。

 今回のリニューアルの最大のポイントは、なんといっても軽くなったことでしょう。

 それまでのものが24.2gに対して、今回のモデルは、19.3g。なんと5g弱(全体の1/5)も軽量化されたのです。

 サラサグランドは、ゼブラのベストセラージェルインクボールペンであるサラサクリップの高級バージョンです。透明な軸が見た目にも、また実際にも軽かったサラサクリップとは異なり、サラサグランドの金属ボディの輝きは、確かに高級感があります。ただし同時にややずっしり感があったのも事実。

 そして今回の軽量化では、確かに明らかに軽くなっていました。さすがに軽快、とまではいかないものの、それでも長い時間書いていたいと思えるような重さになったと思います。個人的にはこれでやや長い日記を書くのも苦痛ではありませんでした。

新サラサグランドと、旧モデル(下)の比較。新型ではクリップ上端の位置がやや下がっているのが分かる。
新サラサグランドと、旧モデル(下)の比較。新型ではクリップ上端の位置がやや下がっているのが分かる。

 また、クリップの位置も変更されていました。旧モデルの場合、クリップの位置を意識せずにノックすると、親指にクリップ部上端が当たる感じがありました。それだけ上に位置していたわけです。

 今回のモデルではその点を改良。クリップの上端が下にずれました。このことで今までのノック時の違和感がかなり減ったと思います。

0.3mmの登場が個人的には刺さった!

 また、先端部からでるペン先の長さもやや長くなりました。このことで筆記時にペン先がより確認しやすくなりました。

 そして個人的には、今回のリニューアルの嚆矢(こうし)というべきなのが、0.3mmモデルの登場です。

 これが個人的にはかなり刺さりました。

 軽量化されたボディをあまり力を入れずに持って、0.3mmのモデルで書くと文字通りなんともさらさらと書けたのです。これまでのサラサグランドでは味わったことのない感覚でした。

0.3mmモデルと0.5mmモデルで書いてみたところ。さすがに0.3mmは細いが、苦もなくすらすらと書けた。
0.3mmモデルと0.5mmモデルで書いてみたところ。さすがに0.3mmは細いが、苦もなくすらすらと書けた。

 というわけで、リニューアルなったサラサグランドは、個人的には0.3mmモデルがオススメです。
サラサグランド(0.3/0.5各色)は、1320円(税込み)です。

※ この記事はゼブラ株式会社にサンプルをご提供いただいて制作しました。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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