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【ノート】自由な発想でログをとったりデコったり。シールも用意された「ゆるログ」はなかなか新しいノート

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
ゆるログのコンセプト

 「ゆるログ」(デザインフィル)は、これも今までありそうでなかった大胆なノートです。

 この記入面の特徴のおかげで、どんな人でも簡単にログを楽しむことができます。最大の特徴は、記入面の上下にあしらわれたイラストです。この大胆な色と大きさは、ちょっとそれまでのノートには見られなかったものではないかと思います。

いきなりのログはハードルが高いけれど

 記入面に絵柄が入っているノートは、世の中にいろいろあります。

 そのたいていの場合は、絵柄は地紋のように、控えめな色だったり、うすい印刷だったりで、あまり存在を主張するものはなかったと思います。

 そして、ゆるログでは、なかなかここが大胆です。実際に見てみましょう。

 まず表紙はこんなかんじです。全面のカラーイラストが特徴的です。

 よく見てほしいのですが、記入欄の下の森や上の木の枝、木の実などはみなページに最初からあるものです。つまり、記入欄が上下のイラストに挟まれている感じです。

1週間のログの例、横に引いてある点線は、後から書いたもの。上下のイラストに注目
1週間のログの例、横に引いてある点線は、後から書いたもの。上下のイラストに注目

 そして同時発売のシールですね。これも後述するように6柄あります。

同時発売のシール。合計6柄ある。
同時発売のシール。合計6柄ある。

 これらをくみあわせ、ドット方眼をガイドとしながらログをとったりデコったりを楽しみます。最初からイラストがあるので、文字は少しでも大丈夫。ここがポイントですね。

 なおラインナップ中には月間フリーダイアリーや方眼罫のノートもあります。いずれもデザインフィル製のMD用紙を使っています。

 また、同時にノートカバーも登場しています。

予定管理ではなく楽しい記録

 最近のノートや手帳の使い方としてログが注目を集めています。

 ただ、罫線や時間軸のみのノートに、楽しくイラストというのはなかなかハードルが高いのも事実。できればかんたんに手軽に楽しみたいですよね。

 ゆるログは、そういう人のためのノートです。とくに難しく考えなくても、ページのイラストが楽しい雰囲気を演出してくれます。

製品スペック

・ノート本体

『ドット方眼のノート』[森の動物柄/ネコ柄/北欧柄/マイライフ柄/水彩柄…計5柄、990円(税込)]、

『月間フリー ダイアリー』[990円(税込)]、

『方眼罫のノート』[990円(税込)]

・シール

『水性ペンで書けるシール』[森の動物柄/ネコ柄/北欧柄/マイライフ柄/水彩柄/飾り柄…計6柄、柄違い2枚入:572円(税込)、1枚入(飾り柄):396円(税込)]、

『日々の記録を彩るシール』[動物柄/モチーフ柄/気持ち柄…計3柄、396円(税込)]、

・カバー

『半透明のノートカバー』[660円(税込)]

『ファスナーポーチノートカバー』[ベージュ/水色…計2色、3,300円(税込)]

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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