大垣市高屋町にある「金蝶園総本家 大垣駅前本店」で、今年も水まんじゅうを買い求める人の列が……！　夏が来ると食べたくなるんですよね。

2023年8月9日に伺いました。お店の中も外もお客さんでいっぱいです。

今回はテイクアウト専用の売り場で名物の「水まんじゅう」を買うことに。こちらの売り場では、水まんじゅうを目の前で詰める作業の見学もできます。水の中に入っていると涼やかさが増して食欲を刺激してくれますね。

水まんじゅうの種類もいろいろありましたよ。スタンダードな水まんじゅうはもちろんのこと、大垣ならではの「オオガキ珈琲」や岐阜県民お馴染みの「清流の国ぎふ」マスコットキャラクター（岐阜県の公式キャラクター）のミナモからインスパイアされて誕生した「ミナモ水まんじゅう」など変わり種も多数あります。お店の方と話しながら選ぶのもオススメ。

金蝶園総本家は、江戸時代から続く老舗の和菓子屋。お店の方によると、和菓子の取扱は200種類以上にものぼるそうです。「水の都」大垣の地下水を使い、素材にこだわった和菓子が食べられると、地元でも大人気なんですよ。水まんじゅうは季節によって餡の中身が変わる「季節の餡」もあり、2023年8月現在の餡は「パイナップル」となっていました。

そんな歴史ある和菓子屋さんの「水まんじゅう」の中から、お土産に持っていくと話題になりそうなものをご紹介。オーガニックの茶葉を使った餡が入っている「HAPPA コラボ（4個入り／600円）」です。

こちらは岐阜県美濃市にあるオーガニックな茶葉や器の販売店「HAPPA STAND」とのコラボレーション商品。

味は「焙じ茶餡」「焙じ茶ラテ餡」「抹茶餡」「抹茶ラテ餡」の4種類ありました。それぞれ個性のある水まんじゅうとなっています。

今回はその中から「焙じ茶ラテ餡」をご紹介。本来なら水の中に入れて食べるのですが、今回はそのフォルムを感じていただくためそのままの状態でご紹介しています。プルプルなので、取り出す時は崩れないように注意が必要ですよ。

中を割ってみると、トロリと餡が……。餡は練乳を練り込んだミルク餡と焙じ茶餡が交互に入っていました。まろやかな甘さの中に茶葉の香りが広がって、癖になる味わい。見た目もかわいいですね！　ほかのフレイバーもそれぞれ個性的でとってもおいしかったですよ。

イートインスペースがあるので、水まんじゅうを持ち帰らずに店内で食べるのもいいですよね。

大垣の夏を和菓子から感じてみるのはいかがでしょうか？

〇◎●店舗情報●◎〇
【金蝶園総本家 大垣駅前本店】
場所：岐阜県大垣市高屋町1丁目17
営業時間：8:00～18:00
定休日：無休（年末年始のみ営業時間変更あり）
電話番号： 0584-75-3300
公式SNS：公式ホームページ、Instagram、Facebook