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小樽市で並行在来線「問題提起」セミナーを開催 並行在来線は「廃止」でも「存続」でもなく「活用」を!

鉄道乗蔵鉄道ライター

 小樽市倫理法人会では、2023年7月8日(土)と7月15日(土)の2週に渡って、経営者モーニングセミナーで、交通コンサルタントでライトレール社長の阿部等氏らを講師に招き、長万部―小樽間で廃止の方針が決定された北海道新幹線の並行在来線問題を提起するセミナーを開催する。

 2030年度に開業が予定されている北海道新幹線の札幌延伸に伴ってJR北海道から経営が分離される函館―小樽間のうち、並行在来線対策協議会では、輸送密度が2000人を超えている余市―小樽間を含む、長万部―小樽間の廃止の方針が決定された。

 しかし、沿線にバス路線を展開する北海道中央バスはバスドライバー不足を理由に、鉄道代替バスの引き受けに難色を示し、バス転換の見通しは立っていない。

開催スケジュール

<日時:2023年7月8日(土)>
『通勤通学観光客で大混雑でも鉄道廃止に!?』『小樽―余市間鉄道廃線の大問題』

<日時:2023年7月15日(土)>
『通勤通学観光客で大混雑でも鉄道廃止に!?』『小樽―余市間鉄道再生の処方せん』

 2022年3月、北海道新幹線の札幌延伸開業に伴ってJR北海道から鉄道経営が分離される小樽―長万部間の鉄道について北海道庁が主催の協議の場でバス転換の方向性とされました。

 このうち小樽―余市間については輸送密度が2000人を超えている混雑区間で、北海道中央バスもドライバー不足の問題から鉄道代替バスの引き受けに難色を示しています。

 7/8と7/15の2週に渡って、この問題の本質と鉄道再生のための処方せんを講話します。

時間:午前6:30~7:30
会費:無料
※非会員でも参加可能です。
会場:ホテルノルド小樽
〒080-0017 北海道小樽市色内1丁目4番地16号
事務局:050-1016-9112(担当:松永)

▼2023年7月8日小樽市倫理法人会モーニングセミナー
https://www.hokkaido-rinri.jp/morning-seminar/2023/06/27/16410/
▼2023年7月15日小樽市倫理法人会モーニングセミナー
https://www.hokkaido-rinri.jp/morning-seminar/2023/06/27/16413/
▼小樽市倫理法人会
https://www.hokkaido-rinri.jp/tankai/otaru/

(了)



鉄道ライター

鉄道に乗りすぎて頭の中が時刻表になりました。日本の鉄道全路線の乗りつぶしに挑戦中です。学生時代はお金がなかったので青春18きっぷで日本列島縦断修行をしてましたが、社会人になってからは新幹線で日本列島縦断修行ができるようになりました。

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