垢抜け部屋は色選びから？インテリアを考える際に意識するポイント2つ

暮らしインフルエンサー / インテリア雑貨屋オーナー

2023/10/30(月) 22:50

築50年のリノベハウスでコスパ良く垢抜ける部屋づくりを発信しているTIROです！
今回は、お部屋の模様替えをする際や新しいインテリアアイテムを選ぶ際に意識してほしい「色選び」について解説します。
これを意識するだけでインテリアに統一感が出て、垢抜けること間違いなしです！

ポイント①：３カラー以内を意識

お部屋の統一感がなかなか出ないとお悩みの方にまず意識してほしいポイントは、全体で3カラー以内に抑えること。家具だけでなく、床や壁の色も含めて3カラーというのがポイントです！

3カラーの選び方としては、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」に分けて考えます。

まず、「ベースカラー」について。
ベースカラーはお部屋の基本となる色で、床や壁の色などお部屋の大部分を占める色がこの色になります。全体の70%程がこの色味になるよう意識しましょう！

ベースカラーはインテリアの方向性を大きく変えるので、自分の思い描くイメージやどんな部屋にしたいかを先に考えて選ぶといいでしょう◎白系など明るめの色を選ぶと広い空間に見える反面、落ち着いた雰囲気は作りづらいです。一方で、黒やこげ茶など暗めの色を選ぶとやや狭く感じますが、シックな雰囲気作りには持ってこいの色になります。

賃貸の場合は既に床や壁の色が決まっていますが、最近はDIYで壁紙を貼ったり、床用のタイルカーペットなどもあるので好みに合わせて変えることが可能です。
我が家は元々、壁紙がコンクリ×紺色、床がグレーがかったベージュの木目でしたが、今は壁紙をグレーにして、床は紺色のタイルカーペットを敷いています。

続いて、「メインカラー」について。
メインカラーはベースカラーの次に重要なカラーで、大きめの家具やカーテンなどの色がメインカラーになります。この色は全体の25%程になるよう意識しましょう。

メインカラーの色はベースカラーの色味に合わせて考えるのがオススメ！ベースカラーが白系のお部屋で、洗練された雰囲気にしたいなら、メインカラーを黒にしてモノトーンにしてみたり、メインカラーをベージュにしてナチュラルな雰囲気にしてみたりすることができます。
特に、家具に使われている木の色味は統一するとまとまって見えます。家具選びの際は、こげ茶なのかベージュなのか、白なのかを意識して選びましょう！

最近我が家では、紺色のソファーからオレンジのソファーに買い替え、お部屋の雰囲気が少しポップな印象になりました。

最後に、「アクセントカラー」について。
アクセントカラーは全体の5%程の割合で、その名の通りお部屋にアクセントを与えるカラーになります。家具や床の色に使われないような派手なカラーが好きな方は、アクセントカラーを考慮してベースカラーやメインカラーを選ぶと良いでしょう。

クッションや小さめのラグなど小物類のカラーを統一することで、より垢抜けた印象のお部屋になります！

ポイント②：色の組み合わせ

3カラーに抑えることはわかったけど、実際どんな色を選べばいいのか分からないという方に向けて、色の選び方とお部屋の雰囲気について解説していきます。

理想のインテリアを探すには、様々なお部屋を見てイメージを膨らませることが大切です。
最近では、僕のようにInstagramなどでルームツアーをしているアカウントもありますし、住宅系の企業アカウントなどでもお部屋紹介をしているので、ネットでも簡単に様々なお部屋を見ることができます。そこで気に入った雰囲気のお部屋をいくつか集めてみて、自分はベースカラーが明るい部屋が好みなのか、全体的にカラフルな印象の部屋が好みなのか、など傾向を分析してみましょう！

理想のお部屋を探す際に僕がよく使っているのが「Pinterest」というアプリ。キーワードを入力して検索すると複数の画像が出てくるのですが、気に入った画像をタップすると関連した画像が次々に出てきます。表示された画像をアプリ上でグループ分けすることもできるので、どんなお部屋がいいのか分からないという方にオススメです！

最後に、インテリアの系統をサンプルに、使用している色味を紹介します。
絶対にこの系統がこの色という決まりはないですが、インテリアの系統として選ばれやすい色味になるので参考にしてみてください！

「北欧風」