一人じゃ無理!!日本の怖い謎のトンネル
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熊本県和水町(なごみちょう)にある謎の隧道(トンネル)「トンカラリン」を訪れました。全長464.6メートル。人ひとりがやっと通れる程の自然の地隙や、阿蘇凝石灰の切り石を組んだ人工的な石組みなど、大きさ・構造の異なる5つのトンネルが連なってできる遺構。民間伝承がない「トンカラリン」の名前の由来は、穴に石を投げこむと「とんからりん」とい音がするから、朝鮮語である、古代人の信仰のため、道教に関係する、など諸説ある。作家の故松本清張が、『魏志倭人伝』の一節から邪馬台国の卑弥呼の鬼道説を発表したことから全国の考古学ファンが現地に殺到するも、その後熊本県教育委員会が調査して「金世の排水路」が定説になってブームはおさまった。しかし、排水路としての矛盾点が指摘されて議論が再燃したり、いまだに謎は解明されていないそうです。