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【神戸市】美しすぎる青!ヒマラヤの秘境に咲く神秘の花「青いケシの花」が神戸で見れるって知ってた?

ともみん地域情報発信ライター(神戸市)

これほどまでに美しい青の花を見たことがありますか?

『ヒマラヤの青いケシ』はヒマラヤの奥地に生息する多年草で、正式名はメコノプシス・ベトニキフォリアと言います。標高3,000メートルを超す高山にしか見られないうえ、容易に近づくことができないヒマラヤの奥地に咲くため「秘境の花」として知られています。

六甲高山植物園
六甲高山植物園

そんな秘境に咲く神秘の花が神戸で見れちゃうんです。

場所は六甲山にある「六甲高山植物園」。筆者は六甲駅からバスとケーブルカーを乗り継いで向かいました。

ヒマラヤの青いケシの花
ヒマラヤの青いケシの花

美しい鳥のさえずりを聴きながら園内を歩いていると早速「青いケシの花」を発見。

澄み切った青空のような美しい青色です。

「ヒマラヤの青いケシ」ことメコノプシス・ベトニキフォリアは高山に自生するため暑さに非常に弱く、平地での栽培は難しいとされていますが、六甲山に位置する同植物園では種子から育てた株の開花に成功。今年も約100株が開花予定とのことです。

ヒマラヤの青いケシを屋外で観賞できる施設は西日本では同園のみ。

一口に青といっても淡い青から紫がかった青まで、株ごとに異なる「青」を楽しむのも見どころのひとつ。「ヒマラヤの青いケシ」の見ごろは6月中旬頃までです

その他にも同植物園では多くの花が見ごろを迎えています。最新の開花状況は、六甲高山植物園の公式ホームページの開花情報(外部リンク)をチェックしてみてくださいね。

美しい花を愛でたあとに是非寄っていただきたいのが、植物園の東入口の隣にある「山小屋カフェ エーデルワイス」。

筆者のおすすめはこちらのテラス席。六甲山の爽やかな風が吹き抜け、植物園の木々を見下ろしながら癒しの時間を過ごすことができます。

サラダ・ドリンク付きハヤシライスセット(税込み1,120円)
サラダ・ドリンク付きハヤシライスセット(税込み1,120円)

ランチは3種類。カレーライスセット(1,120円)、ハヤシライスセット(1,120円)、生ハムとアスパラガスのジェノベーゼスパゲッティ(1,350円)。

お皿が大きくてびっくりしたこちらのハヤシライスはとってもおいしくてペロリと食べちゃいました♬

美しい鳥のさえずりに耳を傾けながら、セットに付いてくるコーヒー(他ドリンクも選択可)を飲んで一息つく瞬間は至福の時。

筆者はコーヒーを飲んだため注文しませんでしたが、同カフェでは春・夏限定で「六甲ブルークリームソーダ」を販売しています。「ヒマラヤの青いケシ」の美しい青を堪能した後に、こちらのブルークリームソーダの爽やかな青で締めるのもいいかもしれないですね♬

写真は六甲高山植物園公式ホームページからお借りしました
写真は六甲高山植物園公式ホームページからお借りしました

また、六甲高山植物園では土日祝のみハンモックカフェを楽しむこともできます(6月19日まで)。期間中はナツツバキ広場にカフェワゴンがやってくるので、ハンモックの上でコーヒーを飲んでのんびり過ごすことができますよ♬

新緑の季節のお出かけに、秘境に咲く神秘の花『ヒマラヤの青いケシ』や見ごろを迎えた多くの花を見に六甲高山植物園に行かれてはいかがでしょうか?

六甲高山植物園

住所:神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150

営業時間:10:00~17:00 (16:30受付終了)

電話番号:078-891-1247

入園料:大人(中学生以上) 700円/小人(4歳~小学生) 350円

公式ホームページ(外部リンク)

公式インスタグラム(外部リンク)

地域情報発信ライター(神戸市)

神戸生まれ神戸育ち。フリーランスの医薬翻訳者。自然と動物を愛する人。神戸の大学卒業後、大阪・東京・アメリカ・カナダと移り住んだが帰神。やっぱり神戸が落ち着く。好奇心旺盛で現在は国内の自然を巡るひとり旅にハマり中。気になったことはとことん調べるオタク体質である。

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