広島焼いっかんにお邪魔してきました。

江場にある広島焼のお店です。
和処一貫と同じ敷地内にあり、手前が和食店、奥が広島焼店になっています。

広島焼と言えば薄いクレープ状の生地にキャベツやもやしがたっぷり入ったものですが、広島の中でも府中近辺では府中焼と呼ばれる独特のスタイルがあります。

広島焼いっかんの店主は府中出身なので、本格的な府中焼を提供していますよ。

府中焼の最大の特徴は豚バラ肉ではなく挽肉を使用する点です。
お肉から出る油を利用して揚げるように焼き上げるため、表面がカリカリになります。

また、キャベツのみでもやしを使用しないため水分が出にくく、中がふわっと仕上がるという特徴もあります。

メニューはシンプルにそば入り肉玉、うどん入り肉玉、焼そばのみです。
ピリ辛麺やダブルにすることもできます。
そば入りのお店は多いですが、うどんが選べるのも珍しいですね。

私は平日に訪れたのですが、お客さんが次々と訪れていました。

うどん入り肉玉をテイクアウトしてきました。
結構大きくてボリューム大！
一口食べると挽肉の油のせいかすごくコクがあって驚きました。

ソバもいいですが、もちもちのうどんもありですね！
大きなイカ天が入っていて、これも味のアクセントになっていておいしいです。
表面はカリカリ、中はキャベツのふわふわ感があって他店にはない食感もいいですね。

普段は店内で食べることもできるのですが、12月3日まではテイクアウト専門になっています。
待ち時間短縮のためにも、電話予約を入れてから訪れるのがおすすめです。

府中焼を初めて食べたのですが、お好み焼きとはまた違う良さがあってとてもおいしかったです。
桑名では珍しい府中焼をぜひ食べてみてくださいね。