明けましておめでとうございます。
昨年はつたない文章ながらも多くの方に記事を見ていただき大変ありがたく思っています。
本年も引き続き、桑名市・東員町の魅力を発信すべく頑張っていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

兎月堂老舗にお邪魔してきました。
大正元年創業の老舗和菓子店で、うさぎの紋が目印のお店です。

うさぎの形を模した和菓子や、手の平より大きい最中など面白い商品があるお店ですよ。

新年にピッタリの上生菓子がずらりと並びます。
辰年らしく辰の焼印が押されたもののほか、若松、福梅、初春などおめでたい形の和菓子はどれも凝っていて、見ているだけでも楽しいです。

辰の形の干菓子や初春干菓子も可愛らしく、ちょっとしたギフトにも素敵ですね。

お正月の風物詩でもある、花びら餅です。
柔らかすぎてつかみにくいほどもちもちの生地の中には淡いピンク色のあんとゴボウが入っています。

和菓子にゴボウとは不思議な感じがしますが、起源は宮中でお正月に食べられていた押鮎を模したものなのだそうです。
ゴボウ自体も地面にしっかりと根付くことから、家の繁栄や長寿を願う意味が込められた縁起物で、お正月にピッタリですね。

干支菓子 辰(写真左)と初春(写真右)です。
この二つが揃うと今年らしさと、紅白の縁起の良さが際立ちます。

干支菓子 辰は薯蕷(じょうよ)饅頭です。
辰の焼印がかわいらしく、生地に用いた山芋がふんわりとした食感を生み出しています。
上品な甘みのこしあんがたっぷりと入っていて、一つと言わず2.3個食べられそうなおいしさでした。

初春は目にも鮮やかで可愛らしいです。
中には粒あんが入っていて、こちらも甘すぎずおいしかったです。

お正月は1月2日から営業で、営業時間は9：00～17：00の予定です。
美しい和菓子と共に、素敵な一年の始まりをお祝いしてはいかがでしょうか。