一昔前は自動販売機と言えばジュースだけでしたが、最近は様々な物の自動販売機が増えています。
今回ご紹介する自動販売機で購入できるのは、黒豆、焼菓子、キムチ、パン…⁈
不思議な自動販売機の秘密をお伝えしたいと思います。

さまざまな物を販売する自動販売機が設置されている場所は、桑名駅西口付近にあるマーケットプレイス和波屋の前です。

1月3日現在の自動販売機の中身はこちらです。
よく見かけるジュース類に並んで、鳥羽サイダーをはじめとしてあまり見かけない飲み物も！

ですがそれ以上に気になるのは黒豆、キムチ、米粉の焼菓子などのボタンです。

こんなにもいろいろな商品を売っている理由はずばり、マーケットプレイス和波屋のお店の形態とコンセプトにあります。
マーケットプレイス和波屋は小さなお店を応援している場所で、日替わりで様々なお店が出店、委託販売を行っています。

この自動販売機に並ぶ商品は、和波屋に出店しているお店の商品をいつでも購入できるように設置されました。
また、SDGｓの一環として、夕方までに売れ残った商品を安く販売する場所にもなる予定です。

各店が丹精を込めて作った品々はどれもおすすめですが、今しか買えない特別な品がこちらの黒豆です。
黒豆はマーケットプレイス和波屋の本体である和波屋の看板商品ですが、今自動販売機に入っているのは年末年始にしか購入できない最高級品！

普段店舗で販売しているのは北海道産の『光黒』という品種でこれも十分おいしいのですが、年末年始にしか販売しないこちらの黒豆は『丹波黒』という品種です。
産地も丹波篠山産にこだわっており、これはまさに黒豆の最高峰と言っても過言はないと思います。

年末に店舗で販売されていたのは100ｇ＋煮汁で1200円でしたが、いま自動販売機に入っているのはなんと150ｇ＋煮汁で1000円とお得にもなっていますよ。

煮汁もバニラアイスなどにかけると最高においしいので捨てるべからず！

ふっくらツヤツヤの黒豆は金時豆と変わらないサイズ感です。
もっちりとした食感とコクのある甘みは別格のおいしさです。
高くてもお正月くらいはこれを食べたい!という方が多いというのも頷けます。

和波屋の原点ともいえるこちらの黒豆が自動販売機で購入できるのは1月5日までです。(賞味期限は1月8日まで)
この機会に最高級の黒豆を味わってみてはいかがでしょうか。

助田のきむちは最近では予約をしないとなかなか購入できない人気店です。
白菜のキムチは癖になるおいしさで、おすすめの一品ですよ。
※自動販売機は現在準備中 近日販売開始予定

米粉の焼菓子はこんなかわいい容器に入っているものや、福袋形式でいろいろなものが入ったものも！
ちょっとしたギフトにもよさそうですね。

今後は食品ロスの削減を目的に、夕方残ったパンを福袋形式で購入できるようにする予定もあるそうです。
日によって中身が変わり、見るたびに違うものが購入できる自動販売機となっていきそうなので今後も目が離せません。
小さなお店の応援とSDGsを目指したおもしろい自動販売機をぜひチェックしてみてくださいね。