Yahoo!ニュース

スクリーン屋が本気で作ったデモカー!映画館を乗せたハイエースで夢の車が実現!

ともさん動画クリエイター

皆さん。映画館は動く時代になってきたようです。
今回は、プロジェクター搭載して「車内」でも「車外」でも動画が楽しめるハイエースを紹介します。

作ったのはプロジェクターに投影されるスクリーンを作っている会社シアターハウスさんです。

そんなスクリーン屋さんがどこでも映像を楽しめる車ということでハイエースを購入して映画館仕様にデモカーを制作しましたのでその車を紹介させていただきます。

パッと見は普通のハイエース
パッと見は普通のハイエース

こちらハイエース スーパーGL DARK PRIME Ⅱがベースになっています。
動画(映画)を楽しむためには内装も黒くなければということで、ブラック基調の「DARK PRIME Ⅱ」が選ばれています。

気になる車内は

内装1
内装1

内装2
内装2

車内を見てみるとソファーがチョコンと置かれています。
そして、お気づきかもしれませんが、後部座席を取り外してしまっているので荷室は大きな部屋になってます。
動画を楽しむためにはやはり空間は大事なので思い切って外したようです。
そのおかげでハイエースなんだけど乗車定員2名という一風変わった仕様になっています。

広さは正義
広さは正義

おかげで車内は広く圧迫感も一切感じないですね。
人がある程度立てる高さになっています。

左側窓はフィルム。リアの方は秘密の処理がされているのでそれは後ほど
左側窓はフィルム。リアの方は秘密の処理がされているのでそれは後ほど

窓には暗めのフィルムが貼ってあり写真は真昼の日差しの強い時間なのですが車内では程よい暗さが保ててます。
プロジェクターの映像をしっかり出すには室内(車内)をどれだけ暗くできるかもポイントの一つですね。

映像を楽しむために必要な機器
映像を楽しむために必要な機器

今回は独立して稼働できるように、ポータブル電源を起点に音響(スピーカー・ウーファー)、プロジェクターという具合になってます。
なのでやろうと思えば、この設備を持っていけばどこでも動画上映ができちゃいますね。

プロジェクターは視聴中に視界に入らないようにギリギリまで上にあげて固定しています。

左:スクリーン固定用ネジ 右:スクリーン
左:スクリーン固定用ネジ 右:スクリーン

いよいよプロジェクター投影です。
スクリーン取り付けの為にバックドアの辺りにスクリーン固定用にネジを四本入れてます。
その凸の部分に対して、スクリーンも取付用の凹みを作っています。
ここをはめ込んでいきます。

取り付けに関しては一人でも簡単にできます。
映像を映し出す時の準備はコレくらいで後はプロジェクターの電源を入れるだけです。

早速私のYoutubeチャンネルを投影しました。
昼間ですが車内に暗さがあるので非常にクッキリと映し出せていますね。

ドアを開けて映すとこのような感じです。
もはや、昼だろうが夜だろうがくっきりとした映像が見れますね。
そこにハイエースの機動力、空間の広さが加わって

「どこでも、いつでも見れる映画館」が完成と言う訳です。

とっておきの機能「透過ディスプレイ」

最後にとっておきの機能として透過ディスプレイを活用した背面映像です。
結構クリアに映ります。

バックドアを開けると先程のスクリーンはありません。
リアウィンドウに「5mmのアクリル板に透過ディスプレイを貼り付けて」はめ込んでいます。
よく考えられていますね。

このような感じで車の中でも外でも動画を楽しめるハイエースが実現したわけですね。

もちろんまだまだプロジェクターを入れ替えたり、車内の方もどんどん良くしていくとのことです。
弱点もありまして「後方の透過ディスプレイに映像を映したままの走行ができない(違反になってしまう)」という所ですね。
なので、車を駐車している時に動画を楽しんだり、イベント会場でのデモカー的な展示で今は使われる予定とのことです。

普通にイベント会場での宣伝車としても面白そうですね。

あと、透過ディスプレイを使った際に現状だと映像が反転してしまうのでこのあたりはプロジェクターを入れ替えたりで対応していくものと思います。

そして今回は映像の話なので、私のチャンネルで動画を作っています。静止画+言葉だと伝わりづらい部分もあると思いますのでお時間のある方は是非↓の動画も合わせて見てみてください。

動画クリエイター

ちょっと変わった車、面白い製品を中心に紹介します。生活は豊かになるか分かりませんが、世界感は広がると思います!専門家では無いのでかゆいところに手は届きませんが、興味を持ってもらえる作品を作っていきます。

ともさんの最近の記事