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テントとコットが合体!斬新なテントがキャンプ革命を起こすかもしれない理由とは

ともさん動画クリエイター

梅雨真っ只中。晴れたり雨降ったりピリッとしない天気が続きますね。
梅雨明けは気象庁の数値を見てみると7月中旬から下旬にかけてという感じでしょうか。もう少し先ですね。

そんな中、雨の濡れた地面でもアスファルトでもどこでもテントが設営できそうな夢のテントを購入しました!

こちら、テントとコットが合わさった「テントコット」というものになります。
「テント設営してコット出すの面倒じゃね?」って所から生まれたのでしょうか。。
まさにズボラな人にとっては夢のような製品です。
ただ、日本のアウトドアメーカーでは、ほとんど販売しておらず、海外の製品を代理店が販売しているという感じです。
なぜそうなっているのか良いところは何なのか。という所を設営しながら探っていきたいと思います。

まずは、1人用と2人用がありますが、今回は2人用テントコットを購入しました。
重量は18kgと相当重みがあります。
これもコットがついているからなのかな。と、思いましたがそれでもやはり重いですね。

付属品もシンプルです。
本体、キャノピー用ポール、ルーフ用ポール、ペグ、フライシート、自在ロープ、取扱説明書です。
やはり本体が大きいですね。

手順自体は非常にシンプルです。
「本体を展開」→「ルーフ用ポールを取り付けて」→「張る」この流れです。

「た・だ・し」

製品の立て付けが良くないのか・設営している私の手順が悪いのか、展開するのに手間取り30分から1時間程度かかってしまいました。
設営手順書は日本語版があり流れは分かるのですが白黒だったり細かい部分までは分からず。。
ここは慣れの問題で慣れたらすぐに設営できるかもしれません。

あとはお好みでフライシートをかけて、入り口にポールを立て掛けたら完成です。
(設営手順書に記載が無いですが、キャノピーポールに自在ロープをかけてペグを打つようです)

所々、アレ?となる部分も多いですがオックスフォード生地を使用しておりなかなか頑丈そうな生地です。
最大耐加重重量 200kg、耐水圧 2,000mとなかなかタフな作りです。
4面メッシュで通気性も確保が出来ます。

テント内は210cm×120cmで大人二人が寝転がれるだけの十分な広さがあります。
そして、床面はコットなので寝転がるとコットの上のようで気持ちが良いです。マットレスがなくても寝れるかもしれません。
ただ、高さはコット部分含めで120cmしかなく、あぐらで座ると頭が天井に当たります。
なのでテント内は寝転がっているのが基本となりそうです。

出来上がってみるとこのような感じです。
二人用で購入したのですが入り口の大きさ的にも狭いので、一人で使うのが良いのかもしれません。

今回このコットで感じた良い所、悪い所をまとめてみると

良いところ
・コットの上にテントがあるので、足場がぬかるんでようが、アスファルトであろうが設営できる
・目立つ
・生地などはしっかりとした素材なので頑丈そう

悪いところ
・重い(18kgはさすがに。)
・設営にコツがいる
・テント内は二人寝れるが狭く感じる

と、いう所です。
部分、部分は良いのですが、どうしても製品としての作りが、ちょっと日本で扱っているものと違って非常にクセが強く設営に苦労しました。
あと、二人用なのですがコットの真ん中が沈むので、一人で寝るときは結局真ん中に寝ますし、二人で寝る場合は、ちょっと寝づらいかもしれません。
逆に一人用テントコットだとその点は解消されるかもしれません。

やはり、この型の製品があまり出回らないので製品設計上どうしても難しい部分があるかもしれませんね。
ただ、どこでも設営できる。というのは他のテントには無い強みなのでこの類の製品が改良されていくと新たなキャンプの形が生まれ、革命が起きるのでは!?と期待せずにはおりません。

今回のテントコットですが、設営の難しい部分だったり、テントの質感が写真だと分かりづらい部分があるかもしれません。
動画も合わせて作っているのでお時間のある方はそちらの方でもテントコットがどんな製品かと言うのを確認していただければと思います。

動画クリエイター

ちょっと変わった車、面白い製品を中心に紹介します。生活は豊かになるか分かりませんが、世界感は広がると思います!専門家では無いのでかゆいところに手は届きませんが、興味を持ってもらえる作品を作っていきます。

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