車で使えるAmazonデバイス！スマホと連動させてアレクサが使える車用の「Echo Auto」を買いました。
AmazonのEcho ShowやGoogleだとGoogle Nestを始めとするスマートスピーカーを活用している方も多いのではないでしょうか。今回のEcho Autoはその仲間になります。

今までは自宅で使うことが前提のスマートスピーカーですが、今回の「Echo Auto」は車での利用を前提に作られています。
ただ、商品ページを見てても分からない部分が多かったので実際に車に取り付けてみました。

内容物の確認・セットアップ

まずは外箱から。
ディスプレイなども無いのでサイズは大きくありません。
お値段は「4,980円」となっていますがアマゾンでセールが実施される際にはきっと安くなるのでタイミングを見ても良いかもしれません。（私はアマゾンのセール時に3,480円で購入しました)
Amazonでも購入可能ですが、ドンキホーテなど実店舗でも取り扱っているケースもあるのでもし機会があれば手にとって見てください。

同梱内容としては本体プラス車に取り付けるためのモノが一式揃っていました。

本体は手のひらサイズでコンパクトです。
サイズ「85 mm x 47 mm x 13 mm」重さ「45g」

本体は至ってシンプルです。
マイクのON/OFFボタン、アクションボタンの２つです。
マイクは8つついており、車のロードノイズ、エアコンの音があったとしても人の声をしっかり拾ってくれます。

横側には、給電口(マイクロUSB)と3.5mmオーディオ出力の端子があります。
後に少し触れますがEcho Auto自体にはスピーカーは無いので、有線なり無線でスピーカーに繋ぐことになります。
また、マイクロUSBでの給電になるので付属の車載電源アダプタと車のアクセサリーソケット（シガーソケット）につないで頂ければ電源が入ります。
やろうと思えばモバイルバッテリーでも動かせます。

エアベントマウントも付属されておりますが、吹出口によっては取り付けれないのでこちらもご注意ください。
(エアベントマウントは、エアコンの吹出口に取り付けるための機器です)

こちらのEcho Autoですが電源を入れても単独では機能しません。
機能させるためには「Echo Auto」「スマホ(Amazon Alexaアプリ)」「スピーカー(車にAUX or 無線でスピーカーに繋げれるなら不要」の３つが必要になります。

それぞれを使えるようにするためにクイックスタートガイドに沿って設定します。
Amazonで購入した場合はメールでもセットアップ手順が送られてきます。

セットアップ時にちょっとした落とし穴がありました。
EchoAuto本体とスピーカー接続が必要になります。
AUXケーブルで車のスピーカーに繋げてみてください。
私の車は商用車でAUXケーブルを差し込む場所が無かったためダイソーでBluetoothスピーカーを買いました。

セットアップが完了しました。
Echo Autoは電源、スピーカー(Bluetooth)、スマホ(Bluetooth)と繋がったことになります。
よくよく見てみると、Echo Autoに対しては話しかけていますが、その返答を返すのはあくまでスマホのAmazon Alexaアプリということに気が付きました。
そうなんです。こちらWi-Fi接続は不要です。(スマホ側でインターネット接続ができているので）

実際に車に繋げてみました。
エンジンを掛けた時や走行中にEcho Autoに話しかけてもしっかり反応してくれました。
マイク8つもあるとすごいんですね。
特に天気予報・ニュースなど日常的なものや、Amazonサービスならではということで本の朗読サービス（Audible)を使えるのは嬉しいですね。

車用に特化した分、人によってとても好みの分かれる仕様になっている

今回のEcho Autoですが車用として特化させた分良いところ、悪いところがとても出ている製品でした。

・良い点
雑音の多い車内でも声を聞き取ってくれる
ハンズフリーでアレクサが使える

・あと一歩
単独では動作しない。スピーカー・スマホ（Amazon Alexaアプリ）との接続が必須
ハンズフリーで稼働している間はスマホ側とは常時接続している必要あり

結局の所は、EchoAuto自体はマイク的な役割にとどまっています。
（ただ、声をしっかり拾うのでマイクはすごく良いです）
製品的にはとても特徴的な反面、オススメ出来ない人出来る人がくっきり分かれる一台という印象でした。
使い方によっては便利な一台ですので気になる方はぜひ製品を見てもらった方が良いと思います。

今回のEcho Autoですが動画も作っています。
セットアップの手順だったり、製品の稼働状態も撮影していますのでお時間のある方はぜひそちらも合わせて御覧ください。