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悪路も走れるコンパクトなキャンピングカー!4人乗り4人就寝のEXPEDITION HAWK乗ってきた

ともさん動画クリエイター

近年注目を浴びているキャンピングカー。
制限のない自由な旅が出来るということでホテルの予約を気にしないペットと一緒に旅が出来る等々通常の旅行では出来ない体験が出来ることも受け入れられ所有する人が増えています。
街中でキャンピングカーを見かけても昔ほど珍しいと感じなくなりましたよね?

今回はそんなキャンピングカーの中でも珍しい悪路も走れるコンパクトなキャンピングカー。プレシャスモストRVの「EXPEDITION HAWK」を紹介します。

こちらは「エクスペディションビークル」と呼ばれる海外では一定のファンがいる型になります。
通常のキャンピングカーに比べ悪路に強いのが特徴になります。
更に災害支援やアウトドアでの使用も考慮に入れているので走行性能以外でも内装が汚れに強いというポイントもあります。

内装・外装

■サイズ
全長:4930mm/車幅:1960mm/全高:2700mm
乗車定員:4名
就寝定員:大人3名+子ども1名
ベース車:タウンエーストラック

こちらの車両はタウンエーストラックと言う車をベースに作られています。
通常のキャンピングカーより一回り小さいので運転もしやすくなっています。
幅も2m未満なので標準的な駐車場でも入ることが出来ます。

悪路での走行も想定されていることからデパーチャーアングル(車両の後端部と後輪タイヤ後ろ側の接地面を結ぶ接線と、地面との角度のこと。車両が平地から急な坂に移行する際の走破性の目安となる。)を多く確保しており山道での悪路でも路面の追従性が良く安定した走行が期待されています。

外から車内へのアクセスということで通常の乗り降り口以外にマルチルームへ直接アクセスが可能です。
マルチルームと言うのは名前の通り、荷室に使っても良いしトイレ、シャワー室など人によって色んな用途で使うのでマルチルームです。
このマルチルームの床は防水パンと呼ばれるものを使っており、汚れや水などに強いので濡れたり汚れた状態で外からマルチルームに入り汚れを落とす。という用途でも使えます。

更にこの防水パンは通常の乗り降り口から車内にも配置されており、マルチルームまで濡れた状態、土足でも移動できるように考慮されています。
災害支援時を想定して靴を脱がずに濡れた状態でも出入りが出来るようにということです。
海や川遊びなどアウトドアでも活躍しそうです。

災害支援やアウトドアを考慮に入れつつもソファーはしっかり4人掛けが可能です。
窓もちゃんと外からの目隠しが出来るように設計されています。

キャンピングカーなので快適に過ごせるように水場や冷蔵庫、エアコン、電子レンジも設置されております。

マルチルームも一人が着替えれるぐらいのスペースがあります。

就寝スペース

まずは車両最後部にあるリアベッドです。一人用ですが長さも十分で174cmの筆者が寝ころんでもまだ余裕がありました。

次はバンクベッドです。運転席の上にある場所ですね。
荷物置きに使う人もいますし、ベッドでも利用が可能です。
大人が寝転がっても十分な長さですが高さが低めなのでここは子ども用の寝る場所となっています。気にならないのであれば大人でも大丈夫です。

最後に先ほどまでテーブルがあったリビングをシートアレンジすると全面ベッドエリアに出来ます。
ここは大人二人でも寝れるスペースとなります。
こうすると全体で大人3人、子ども1人の計4人が就寝出来ることになります。

キャンピングカーでもう一つ大事なのは運転

居住空間の快適性や使い勝手は大事ですがやはりキャンピングカーは旅をする車と言うことで運転のしやすいさも大事です。と、言うことで運転してみます。

キャンピングカーは車体が大きくこういったカーブでは車体が振られる感覚になりがちですが、一回り小さいというのもあって(全く振られないという訳では無いですが)比較的落ち着いてS字カーブを抜けることが出来ました

それ以外は、特に何事もなく運転が出来てしまいました。
幅も2m未満なので横幅も特に気にせず、運転している感覚としてはハイエースと似たような感覚で運転出来ました。

今回は試せなかったのですが、それ以外にもキャンピングカーは強風(特に高速道路)でも車体が振られがちですが車体が一回り小さいので風の影響も比較的受けづらいとのことです。(実際には車体のスプリングも強化しているのでそういった工夫も重なり運転の安定性を良くしているそうです。)

ということで今回少し小さいキャンピングカー「EXPEDITION HAWK」を紹介しました。

タウンエーストラックがベースの車と言うこともあり小型化されており、キャンピングカーなど大きな車だと運転が不安と言う人でも比較的運転しやすい車両かなと感じました。

車内も床面・シート共に汚れ、水に強く特にアウトドアなどとの相性は良く感じました。
用途としては少し特化している部分もありますが、ベッド、収納も整っており合う人にはとても嬉しい一台だと思います。
とはいえ、キャンピングカーはもっと広くゆったり!という人もいると思うのでご自身の好みに合わせて色んなお車を見ていただければと思います。

そして今回の「EXPEDITION HAWK」ですが動画にもしています。
走っている感じだったり、車内の大きさなど動画でも確認できますのでお時間のある方は合わせてご覧ください。

動画クリエイター

ちょっと変わった車、面白い製品を中心に紹介します。生活は豊かになるか分かりませんが、世界感は広がると思います!専門家では無いのでかゆいところに手は届きませんが、興味を持ってもらえる作品を作っていきます。

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