捨てるにも飾るにも…子どもが摘んできた花をどうしようか迷ったら。即席で出来る押し花の裏技と活用
皆さん、こんにちは。
小3と年長さんの姉妹ママで、ライターのtonです。
少しずつ春めいた日も増えてきた、今日この頃。お子さんがおられるおうちで、そろそろ現れるのが「子どもがやたらと摘んでくるお花、どうしよう問題。」
茎が短かったり、量が少なかったりと、花瓶には飾りにくいし、だからと言って、せっかく摘んできてプレゼントしてくれたお花を、捨てるのもしのびない・・・。
そんな時におすすめなのが、即座にできちゃう押し花です!我が家も子どもたちが小さい頃からよくやっていた方法で、トップ画像にもなっている写真は、長女が4歳・次女が2歳の頃の様子です。
本来ならば、乾燥剤を使ったり、本に挟んだりして、少なくとも数日はかかる押し花作りを、即席でできるようにする裏技を、今回の記事ではご紹介します。
子どもとつくる簡単レンチン押し花アート!
【材料】
カットした段ボール 2枚
ティッシュペーパー
輪ゴム
段ボールの大きさは適当で大丈夫です。電子レンジに入らないと困るので、ティッシュペーパーと同じくらいの大きさまでにしておくといいかもしれません。
制作手順
①段ボールの上にティッシュをのせ、そのうえにお花を置きます。お花同士が重ならないように注意。お花が濡れていたらあらかじめ水気を取ってから置くといいでしょう。
②お花の上から、更にティッシュと段ボールをのせて、サンドイッチする形にします。その状態で、輪ゴムでしっかりと固定しましょう。私は、縦横二本ずつくらい輪ゴムを掛けるようにしています。
③電子レンジで1分半チンします。厚みのあるお花だとまだパリッとなっていないこともあるので、その際には10秒ずつ追加で加熱をして様子を見ます。
※電子レンジから出すときは段ボールが熱くなっているので、大人の方がやってあげて下さいね。
電子レンジからだして、ティッシュからそっとはずしたら完成!
その他の注意事項とまとめ
- 紙に貼る場合は、水のりだと押し花が変色してしまったり、スティックのりだとのりをつけるときに押し花がこわれてしまうため、木工用のボンドがお薦め。
- 押し花はカリカリになっていて、本来ならピンセットなどで扱うべきなのですが、子供には難しいので、うちではこわれた押し花もアートとして考えることにして、指でさせています。ピンセットがうまく使えるお子さんならピンセットでやるほうがきれいにできます。
活用方法
我が家では塗り絵やファッション誌の切り抜きなどに押し花のドレスを着せて遊ぶのが定番の遊び方。その他には、
- 手形や足形を押し花で作る
- ラミネートしてしおりやカードに
- レジンでコーティングしてアクセサリーに
といった活用方法もあります。
最後に
簡単にできて楽しい押し花アートは、春のお花を楽しむのにもぴったりです。
梅雨にはあじさいのやわらかなグラデーション、夏にはエネルギッシュで元気をもらえるひまわり、秋には紅葉の鮮やかで深みのある彩りなど、自然のなかにはこどもの感性を刺激する美しいものがたくさんあります。
今回ご紹介した押し花のように、ママの負担にならない範囲で、自然や季節を遊びの中で感じられるような「おうちレク」を取り入れられるといいですね。