子どもが離れる時間が心配なママへ。入園・入学までに読みたい不審者対策と防犯についての絵本お薦め
皆さん、こんにちは。
小学3年と年長さんの姉妹ママで、ライターのtonです。
この春から、我が家の次女がついに入学。幼稚園の送り迎えや、お友達と遊ぶのも、親同伴だったこれまでとは違い、外で一人になるタイミングも増えてくるかもしれないため、不審者や防犯に対しての注意するところなどを少しずつ教え始めました。
幼稚園でも不審者や防犯について教えてはもらっているようなのですが、やはりまだまだ人ごと意識が強く、「悪い人が来たら、すぐやっつけたるわ!」と、なんだか却って不安になる今日この頃です。
そんな我が家が最近注目しているのが「防犯絵本」。子どもにもわかりやすい言葉で、楽しみながら防犯に関しての知識を学べる絵本で、危ないところや気を付けるところについてもしっかり教えてくれます。
そこで、今回は我が家が読んでみて良かった!と思った、「防犯」に関する内容をテーマにした絵本をご紹介したいと思います。
性犯罪を防ぐための絵本
女の子はもちろん、男の子も小さいうちは注意したいのが性犯罪。大人からの被害だけでなく、上級生や同級生からのいたずらなども増えている昨今なので、そういったことに「なにかおかしい」と気づけるように教えておく必要があります。
いいタッチわるいタッチ
こちらは性的虐待や誘拐といった暴力・犯罪から身を守るための知恵を説いた絵本。 カナダの小学校では副読本として使用されていたというだけあって、子供にとっても理解しやすい文章で、思いやりのある「いいタッチ」と悪意のある「わるいタッチ」を見分けるポイントを、温かみのあるイラストで教えてくれます。口と水着で隠れる場所は、自分だけの大切なところ。さわっていいのは自分だけ、というフレーズも子どもにはわかりやすく覚えやすかったようでした。
だいじだいじどーこだ?
「今一番読まれている」と謳われているだけあって、図書館でも数ヶ月待ちで借りたこの本。子どもへの「性教育」はもちろんのこと、大人向けのページもあり、親子で読み込める一冊です。すっきり明朗な文章や、ポップながらごちゃごちゃしていないイラストで、4・5・6歳あたりのお子さんに合う内容かな?という印象でした。
危険を防ぐ!
防犯という意味では一番注意したいのが不審者対策。子供を狙った犯罪も多いので、自分で身を守れる方法を知っておくことが重要です。
きをつけなくちゃ
こちらはミキハウスから発刊されている「こぐまのくぅぴい」シリーズのなかの一冊。こぐまのくぅぴいが体験する出来事を通して、知らない人に声をかけられたら、迷子になったら、などこどもの危険な時にすべきことを優しく学べます。文字数も多くなく、低年齢のお子さんから理解しやすい内容になっているのもポイント。ミキハウスということもあり、(皆さん、出産祝いやプレゼントで贈られているのかもしれません。)古本屋さんでもよく売られており、我が家も中古購入しました。
あぶないときはいやですだめですいきません
こちらは誘拐や性犯罪、暴力など子どもをターゲットにした犯罪から身を守るために必要なルールを教えてくれる絵本です。どうなったら「あぶない」のか、そんな時どうすればいいのか、など、具体例を交えた内容で、大人でも明確に答えられないようなシチュエーションにも答えを教えてくれる一冊。年長さんの次女には、少し具体的すぎたのか、初めて読んだ時は不安な気持ちになったようですが、繰り返し読むうちに、「ここがだめ!」と指摘して楽しむようになったので、学びとしても十分に成果があったのかな?と感じています。
絵本でしっかり防犯意識を!
子供が被害者になるニュースが後を絶たない現代。子どもの身を守るのは、親の頑張りだけでは限界がある状態です。
特に、一人で登下校をし始める新一年生や、親抜きでお友達と遊ぶようになる年齢のお子さんは、自分自身が「自分の身は自分で守る」つもりで防犯に対する知識や対処法をしっかり理解してほしいものです。
今回の記事で紹介した絵本以外にも、防犯関連の絵本はたくさん出版されています。
おうちのまわりの状況やお子さんの性格なども踏まえて、効果のありそうな絵本をみつけてあげてくださいね。