波打つ教科書。靴もずぶ濡れ。小学校の登下校に、ちょっとした工夫で快適に過ごせる雨の日対策グッズ
皆さん、こんにちは。
小学生の姉妹ママで、ライターのtonです。
次女が入学して約1ヶ月。細かいことは気にしない、ふんわりぼんやりタイプの長女とは違って、気が強くて神経質な次女が入学したことで、長女がなんとなくふんわり過ごしていた学校生活の中にも、改善点が数多く存在していたことがわかってきました。
例えば、雨の日。
登校時に靴と靴下が濡れてしまうと、履き替えた上靴まで濡れてしまう上、下校までに靴は乾かないので、濡れた靴を履かないといけないのが気持ち悪い、ということ。小雨でも、湿気で教科書がふにゃふにゃ波打ってしまうこと。
長女は気にもとめていなかった様子ですが、次女は登校一ヶ月にして、他にもたくさんの「気に入らないこと」を見つけてきたのです。
急いでママ友たちにリサーチをしたところ、みんなそれなりに同じような悩みに直面し、対策をしてきていました。今回は、そんな雨の日対策として、ママ友にリサーチした結果や、わが家が行っている数少ない対処法をご紹介させていただきます。
朝から雨の日のおすすめ装備
朝から雨が降っている日は、雨の日対策の装備をを当日準備すると安心です。
撥水加工ブルゾン
歩いて登校すると、傘をさしていてもなぜか肩や背中が濡れているのが子どもというもの。服が濡れたままだと学校生活中に寒くなったりに風邪をひいてしまう場合もあります。
ウインドブレーカー素材の物で、撥水加工がされているブルゾンがあれば、レインコートがわりとして雨の日に重宝しますよ。わが家は、長女がモデルをさせていただいたご縁から、「make your day」の物を愛用していて、サイズアウトするたび買い直しているほどお気に入りです。
長靴っぽくない長靴
小学生になると、登下校で歩きにくいからと長靴を嫌がるようになる子が多いようです。でも、外に一歩出ただけでスニーカーがびしょ濡れになるような大雨の日には、やはり長靴に勝る物はありません。
見た目がスニーカーっぽくて、比較的歩きやすいローカットの物なら、子どもも嫌がらずに履いていってくれます。
うちが買ったのがこちらのヒラキのレインシューズ。つるっとはしているので、完全にスニーカーにしか見えない!と言うと嘘になりますが、あめが上がったとしても違和感なく履けるレベルで、リーズナブルなのが嬉しい。
ランドセル雨カバー
ランドセルの中身を守るのであれば、ランドセルに雨用のカバーをかけてしまうのが確実です。今回次女用に新規購入しましたが、可愛らしいデザインが気に入ったようで、子どもも喜んで付けたがってくれています。
ランドセルカバーは着脱が面倒!という子なら、教科書など、中身を大きめのビニール袋に入れてからランドセルに入れている、というお家もあったので、参考までに。
突然の雨対策におすすめアイテム
朝は降っていなかったのに、下校の前になって雨が降りそう(降ってきた)という場合も多いですよね。ある程度の備えとして、ランドセルの中に入れておいたり、学校のロッカーに置いておくと安心な、突然の雨対策アイテムをピックアップしました。
予備の靴下+新聞紙
登校中に急に雨が降り始めた時に備えて、準備しておくと便利なセットが予備靴下と新聞紙です。
雨の日だけじゃなく、靴下が破れてしまった時などにも、予備の靴下をランドセルに入れておくと安心です。軽くてかさばらないので、うちでは入れっぱなしにしています。
新聞紙は、学校のロッカーやランドセル置き場に置いておくと、靴を急速に乾かすのに使えます。ママ友から聞いて、長女に「明日新聞紙持っていって、ロッカーに置いててな。靴が濡れたらくしゃくしゃにして靴に詰めといたら、帰る時にはちょっと乾いてるから。」と伝えると、「やってる子いっぱいいるから知ってるー!」とのこと。
「嘔吐しちゃった子がいた時に、先生に提供したり、習字の授業で新聞紙を忘れてきてる子がいた時に分けてあげたりしてるらしく、わりと頻繁に追加分を持って行ってる」という話も耳にしました。
折り畳み傘
学校に置いておいても、ランドセルに入れておいても便利なのが、折り畳み傘。四年生の長女は使っていたのですが、まだ自分で開閉が苦手な次女には、持たせても使えないだろうな、と諦めていました。が! 今回のリサーチ中に、こんなアイテムを教えてもらいました!
開閉が自動の折り畳み傘!折り畳まれた傘の骨部分を広げるのは、低学年の子には力が足りず、時間がかかる作業ですが、自動開閉の物なら、持ち手のボタンを押すと、ジャンプ傘の要領で勝手に開いてくれて、スムーズに傘を刺すことができます。閉じる時にも、自動で写真の状態まで畳んで縮めてくれるので、子どもは傘が広がらないようベルトをするだけ。
これならできそう!と、届いた翌日から早速ランドセルに入れて登下校しています。
速乾タオル・セームタオル
こちらは、長女が低学年の頃、雨対策として持って行きたがった唯一のアイテム、速乾タオルです。
元々は夫のトレーニングジム用に買って家にあった物で、くるくるっと畳めば手のひらに収まるくらい小さくなります。「小さ過ぎてジムバッグの中で行方不明になる」と夫が使わなくなったのをいいことに、長女がランドセルに入れとく用タオルにすることに。
娘の周りでは、スイミング用のセームタオルや、キャンプ用の速乾タオルをランドセルに入れている子が多いようです。
登校中や運動場で遊んでいて急に雨が降ってきた時などに、ささっと拭け、机の横にかけておけば、帰りにはまた畳んで持って帰れるのがいいのだそうです。
最後に
徒歩で登下校をする小学生(特に新一年生)がいるお家は、見通しも悪く、服やランドセルが濡れてしまう雨の日は、何かと心配になりますね。
負担にならない範囲で、装備やアイテムを準備しておけば、いつもの雨の日より、ほんのちょっぴり快適に、楽しく過ごせるかもしれません。
梅雨の時期までに、雨の日を安心して過ごせる準備が出来るといいですね!