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雨の休日。終わらない兄弟ゲンカと「ママ見て!」に疲れたら、安くて楽しい「おうちカラオケ」が有効かも。

ton子育て情報ライター/姉妹ママ

皆さん、こんにちは。

最近、次女が小学生になったためか、姉妹ゲンカが日に日に激化し、休日ともなると、一日中仲裁したり怒ったりばかりしている気がする、ライターのtonです。

出かけている間はケンカもマシになるので、休日は図書館や公園に行くことが多いのですが、雨の日は出かけるのが億劫になり、「ママ見てー!」と呼ばれっぱなしで何もできなかったり、小さなことで姉妹ゲンカが頻発する1日になりがち。

何か雨の日を楽しく過ごせるアイテムはないかなあ、と考えていたところ、ママ友から「おうちカラオケ」を薦められました。

今回はそんなおうちカラオケの方法や、盛り上げるコツをご紹介します!

おうちカラオケのために揃える物

画像:写真AC
画像:写真AC

おうちカラオケで使うのは以下の通り。

うちの娘たちはカラオケ好きなので、月に一回程度家族でカラオケ店に行っていたのですが、大人2人小学生2人だとフードを頼まなくても5000円くらいかかってしまいます。それを踏まえて、おうちカラオケの初期費用としては、「やっぱりお店の方がいい」と言われた時のためにも、カラオケ一回分の5000円くらいまでを目安に揃えました。

  • 家庭用カラオケ対応機器(我が家はSwitchを使用。Amazon Echoやスマホ・他のゲーム機でも出来るようです。)
  • マイク(マイクが無くてもできるようですが、カラオケ感を出すのであれば必須かも。マイク選びについては後で詳しく記載きます。)
  • 対応するジョイサウンドツール(Switchの場合は、ネット接続をすることで、ジョイサウンドの無料ダウンロードソフトをインストールできます。)
  • スピーカー(うちでは元々使っているスピーカーを使いましたが、使わなくてもOK。その場合は若干音ズレする場合があるそうなので、気になるようなら安いスピーカーを購入するのも手かもしれません。)

マイクについて

非純正マイクに取り付けられて不本意であろう、純正マイクカバー
非純正マイクに取り付けられて不本意であろう、純正マイクカバー

マイクは、1500円くらいから7000円くらいまで、値段や機能に幅があります。選ぶポイントをリストアップするので、参考にしてみてくださいね。

  • リーズナブルな「非純正品」か、安心の純正品か
  • リーズナブルな有線か、便利なワイヤレスか
  • デュエットできるかどうか
  • デザインにこだわるかどうか

うちは、マイクの取り合いにならないよう、デュエットができるマイクを2本買うことにして、そこからは予算に合わせてリーズナブルな有線+非純正をチョイスしました。

なるべく近所迷惑にならないよう、マイクカバーも併せて購入したのですが、非純正マイクにも難なく使用できました。

早速使ってみた!

インストールして早々に、次女は十八番の「君が代」を検索。
インストールして早々に、次女は十八番の「君が代」を検索。

準備品が揃ったら、早速接続していきます。うちはSwitch版ジョイサウンドを使うので、別の機器を使用される方は参考までにご覧ください。

  1. Switchのダウンロードソフト「カラオケJOYSOUND for Switch」をインストール。
  2. 「期間券」を購入。3時間から90日まで好きな期間を選びます。
  3. Switch画面をテレビで表示モードにしSwitch充電ポートにあるUSBにマイクを、Switch本体にあるイヤホンジャックにスピーカーを接続。

これで接続は完了です!あとは曲を検索して歌うだけ。専用のアプリとペアリングすれば、スマホで曲の検索や予約・一時停止などができ、デンモク感覚で使えます。

期間券、どれを選ぶ?

何人でやってもこのお値段。お得すぎませんか。
何人でやってもこのお値段。お得すぎませんか。

期間券は、遊ぶ期間によって価格が違うので、カラオケを始めるにあたって、あらかじめ考えておきたいところ。

ちなみに、私がインストールした5月5日は、ゴールデンウイークフェアで、期間券が全体的に値下げされていて、24時間利用が300円になっていたため、24時間券を購入しました。

普通のカラオケボックスなら、ルーム料金が一人ずつにかかってきますが、おうちカラオケの場合は、期間券を一度購入すれば、何人で使おうが同じ値段!これ、お得すぎませんか。

おうちカラオケを楽しむポイント

カラオケボックスとは違い、始めは子どもたちも若干気恥ずかしさがあるようでした。おうちカラオケを楽しくするための「工夫」が必要かな?と感じたので、ここからは私たちがやってみた工夫をご紹介します。

音漏れチェック

外には聞こえてないとわかると、急に張り切り出す長女
外には聞こえてないとわかると、急に張り切り出す長女

子どもたちが気にしていたのが、周りのお家に聞こえていないか、という点。子どもが多い土地のため、歌っているのを友達に聞かれるのは恥ずかしいとのこと。

子どもにマイクで声を出してもらって、外に出て音漏れチェックをしておくと、子どもも安心です。

ちなみに、一軒家のわが家の場合、マイクカバーを付けていることもあり、絶叫すると聞こえるものの、普通に歌っている時は「なんとなく音が聞こえるかな?」くらいで、どこのお家から聞こえてきているかはわからない程度。お隣のお家にお邪魔してみたところ、絶叫していても聞こえない程度で、子どもも安心していました。

フードの準備

ポテトチップスはお皿に、棒状お菓子はグラスに。
ポテトチップスはお皿に、棒状お菓子はグラスに。

おうちカラオケを盛り上げるためには、非日常な雰囲気を作るのがポイントです。手軽に出来るのは、お菓子はそのままではなくお皿やグラスに盛り付けたり、ドリンクを何種類か準備してドリンクバーのようにするアイデア。

ママ友のお家では、ラップおにぎりや竹串に刺したウインナーなど、手で食べれるランチを準備して、「歌っては食べ、食べては歌って」するのが好評なのだとか。

聞き手も盛り上がる工夫

お家だと、歌っている人以外が他の遊びをし始めてしまう、という恐れがあります。自分が歌っている時に、しらっと他のことをされると、歌っている方も気恥ずかしくなったり、寂しくなってしまうようで、(長女が歌っている時に、次女が絵本を読み始め、長女は寂しくなって歌うのをやめてしまったことも。)聞き手も盛り上がれる工夫をする必要があるのかな?と感じました。

私が一番に思いついたのが、カラオケボックスにもある楽器類。タンバリンやマラカスなど、100円ショップにも売られているので買ってきてみたところ、子どもたちには思いのほかハマった模様。

友達が家に来てみんなでカラオケをする日は、ワンフレーズごとにマイクを回して歌うという方法も、楽しかったようです。

休みの日はおうちカラオケしよう!

ケンカするのも忘れ、盛り上がる姉妹。約6時間歌い尽くしました。
ケンカするのも忘れ、盛り上がる姉妹。約6時間歌い尽くしました。

この日、午前10時ごろから翌日10時までの24時間券を購入していたのですが、1日目はぶっ通しで6時間、歌って歌って、歌いまくりました。間には昼ごはんやおやつも食べ、ジュースを飲み、すっかりくたくたになった姉妹は、大満足で、お風呂に入って夕ご飯を食べたら、意識を失うように即寝。

翌日も6:30に目覚めてすぐから、期間券が終了するのを惜しむように散々歌い、「楽しかったー!」「また来週もしたい!」と喜んでいました。なんて平和な週末!!

一回300円〜楽しめて、月に一回程度は、期間券がいらない無料デーもあるそうなので、おうちカラオケはわが家の定番レジャーになりそうな予感です。

雨の日や休日の過ごし方に迷ったら、おうちカラオケをぜひ選択肢に入れてみてくださいね。

子育て情報ライター/姉妹ママ

ライター歴10年。普段は取材記事をメインに、さまざまなジャンルの記事を書いています。こちらでは小学生姉妹ママの目線で、日々感じたことやPTAの適正化・プチプラ情報など幅広い「子育て情報」を発信中です!家政科出身で、服飾・情報処理には強く、掃除と泣き落としに弱い、昭和生まれママ。好きな食べ物はスイカと、海老のビスク。

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