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梅雨のお家遊びにも。ゲームと動画ばっかり…な子どもがハマる?!小学生ママおすすめの百均おもちゃ

ton子育て情報ライター/姉妹ママ

皆さん、こんにちは。小学生の姉妹ママで、ライターのtonです。今回の記事は、最近買ってみて、衝撃を受けた「子どものおもちゃ系」百均アイテムについてのお話です。

皆さんのお子さんは、暇さえあればゲームかYouTube!みたいな感じになってませんか?うちの娘たちは、まさにその状態。友達と外で遊んでいる時もありますが、暇になるとすぐにテレビをつけて、ゲームかYouTubeを起動させています。習い事もあったりして、そんなに長時間ではないものの、毎度毎度ともなると、「本読むとか、絵を描くとか、他の遊びないの?!」と言いたくなってしまいます。

そんなわが家で、珍しくヒットしているのが「ビーズアート」(ダイヤモンドアート)。100円ショップ「seria」で購入して以来、子どもたちが暇さえあればやっています。

今回はそんなビーズアートにハマる姉妹を見てわかった、楽しみ方や使い方・気をつけたいポイントなどをご紹介します!

ビーズアートって?

こちらが一番最近買ったセリアのもの。パステルカラーが可愛い!
こちらが一番最近買ったセリアのもの。パステルカラーが可愛い!

ビーズアートは、別名ダイヤモンドアートとも言い、絵柄が描かれたシールの表面に、ラインストーンを貼り付けて、キラキラのシールを作るアートです。

ラインストーンと、絵柄が描かれたシール台紙などがセットになっている物が昨年あたりからセリアで販売され、人気を集めています。

ECサイトや海外系通販でも、400円〜2000円程度で販売されているため、フレームに入れて壁に飾られている物を見たことがある方もおられるかもしれません。

どんな風に楽しむ?

透明な台紙はどこに貼ってもかわいくデコれると小学生歓喜
透明な台紙はどこに貼ってもかわいくデコれると小学生歓喜

ビーズアートは、作る楽しみも去ることながら、出来上がったアートがシールとして使えることも楽しみの一つ。シールがやたらと好きな、小学生女子の心を掴む重要なポイントとも言えます。

出来上がったシールは、台紙部分が半透明で、連絡袋やランドセルカバーなど、学校で使うものに貼ってもかわいいので、子ども同士で見せ合いっこしたりして楽しんでいるようです。

また、ほとんどのキットはラインストーンが多めに入っているので、子ども達は、余ったストーンを別のキットに使ってオリジナルの柄やデザインにアレンジしたりもしています。

作り方は簡単?

番号通りにストーンをのせるだけ。小さい物なら2.3分で完成。
番号通りにストーンをのせるだけ。小さい物なら2.3分で完成。

シール自体の作り方はすごく簡単で、わが家の次女(一年生)も一人で難なく作れます。

台紙部分に番号やアルファベットが書いてあるので、その番号やアルファベットの書かれた袋に入っているストーンを丸の形に合わせて貼り付けるだけ。

きっちり丸に合わせられず、多少ズレても、台紙部分に色がついているため、そんなに目立ちません。

一つずつの絵柄をハサミで切り取って作れば、何人かで分けて作ったり、日にちを分けて作ることもできますよ!

ストレスを減らすわが家の工夫

このビーズアート、子どもが集中して取り組んでくれるし、できたシールも実用的と、良いところも多いのですが、悪いところもあります。と、いうことで、ストレスなく子どもが楽しめるように考えた、わが家の工夫をご紹介します。

作業はトレイの上で

百均で買ったトレイは、つるつるしていてビーズがこぼれても集めやすい
百均で買ったトレイは、つるつるしていてビーズがこぼれても集めやすい

ビーズを使う作業は、大人でも注意していないとビーズをぶちまける危険があります。小さなビーズは、床やテーブルにこぼしてしまうと拾い集めにくく、かなり精神的なダメージも被るもの。

対策として、テーブルにラップを敷いたり、大きな段ボールの中に子どもごと入って作業する・クッキングペーパーで作った箱の中で作業するなどしてみましたが、こぼしてしまったものを集めにくかったり、敷いている範囲からさらにこぼれ出てしまうなど、どれも今一つ。

最終的にたどり着いたのが、トレイの上で作業をすることでした。表面が滑らかなトレイなら、こぼしたビーズもあつめやすく、作業を中断する時にはそのトレイごと片づけることもできます。

移っている緑色のトレイはビーズアートキットについていた物ですが、一方がすぼまった形が、元々入っていた袋にビーズを戻しやすいようになっています。トレイに落ちたビーズは、この緑のトレイにザーッと移せば、袋に戻すのもスムーズに。

ビーズアート用のトレイを新規で購入するのであれば、なるべく表面が滑らかで、渕が立ち上がった形のものがおすすめです。

ビーズは一気に出さないで!

子どもが始める前に、ビーズを出したりしまったりしやすくしておく
子どもが始める前に、ビーズを出したりしまったりしやすくしておく

ビーズが入っている袋を開けようとしてぶちまけるパターンもよくあるので、子どもがやり始めるまでに、大人が袋を開けて、写真のように着脱できる封どめをしてきましょう。

私の場合は、ビーズの入った袋をハサミで開け、その部分を折り返して、一方の端を剝がしやすくしたマスキングテープで封をしています。ビーズの種類が多いキットなら、マスキングテープの部分に、ビーズの袋にかかれている番号(アルファベット)を書いておくと、表からも裏からも番号がわかりやすくなり、「ママー、〇番のビーズがないー」と、ろくに探しもせず呼ばれる事態を防ぐことができます。

便利すぎるくっつきペンはマスト

こちらはセリアのキットに入っていた物。赤い粘着シートがなくなったら使えないので注意。
こちらはセリアのキットに入っていた物。赤い粘着シートがなくなったら使えないので注意。

キットによっては付属されている「くっつきペン」は、ラインストーンを一粒ずつ摘み上げられる便利なアイテム。粘着シートとセットになっているので、ペン先の窪みに粘着シートをくっつけて使います。

粘着シートの表と裏には透明のシートがついているのですが、全部剥がしてしまうと、保管している間に粘着が弱くなってしまっている・・・ということもあるので、透明シールを剥がす時には、使うところだけ剥がすようにしましょう。

ちなみに、粘着シートの粘着が弱くなってしまった時や、粘着シートが無くなってしまった時には、これまた100円ショップでも販売されている「ストーンキャッチャー」というネイルアート用品で代用できます。

鉛筆のような形状で、芯に粘着力があり、ストーンをうまく拾い上げてくれます。粘着力がなくなっても削ればまた復活するのも、母としてはありがたいポイント。(くっつきペンでもそうですが、ちゃんと片付けないとすぐにホコリがついて、粘着が弱まってしまうんです・・・。)

注意したいポイント

ビーズアートは、ベビーのいるお家だと、口に入れてしまったり、ラインストーンをぶちまけてしまう恐れがあるため注意が必要です。

お友達のお家でも、「床に落としていたビーズをベビーがいつのまにか口に入れていて、そのまま気付かず、おむつから出てきた」という話も聞きました。

キットによっては少し大きめのビーズが入っていることもありますし、ベビーがいるおうちは誤飲にはくれぐれも注意して下さいね。

ベビーの手の届かないダイニングテーブルで作業をする、ビーズは必要な数をその都度トレイに出す、など、対策を講じるといいかもしれません。

最後に。

台風や梅雨で、外遊びができない日が続き、わが家の子どもたちもフラストレーションが溜まるのか、姉妹ゲンカのオンパレード。本記事を執筆している期間中にも、ゲームの取り合い・チャンネル争奪戦と、何をしてもケンカになるモードになったため、買いだめして隠しておいたビーズアートキットを発動させました。

セリアだけでなく、sheinや Amazonなどでも安くてかわいいキットが売られているので、うちでは、いざという時のために、買ってお家にストックしているんですよ。

雨の日のお家遊びに迷ったり、指先を使う「作る系」おもちゃに興味のあるおうちは、ぜひチェックしてみて下さいね。

子育て情報ライター/姉妹ママ

ライター歴10年。普段は取材記事をメインに、さまざまなジャンルの記事を書いています。こちらでは小学生姉妹ママの目線で、日々感じたことやPTAの適正化・プチプラ情報など幅広い「子育て情報」を発信中です!家政科出身で、服飾・情報処理には強く、掃除と泣き落としに弱い、昭和生まれママ。好きな食べ物はスイカと、海老のビスク。

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