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【名古屋市】昭和53年から愛される至高の一杯。「ラーメン福」の背脂醤油ラーメン

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋のラーメンといえば、スガキヤや台湾ラーメンなどが有名ですが、実は地元民熱愛の麺は他にも!今回は大好きな「ラーメン福」をご紹介したいと思います。

ラーメン福は、名古屋市内と知立市合わせて11店舗を展開するラーメンチェーン。名古屋では珍しい「背脂醤油のラーメン」は、シンプルながら奥深く、完成形という常連さんも多いです。

まず「ラーメン福」の特徴は、この赤と黄色の外観。車で市街地を走っている時に見たことがある!という方も多いのではないでしょうか?

店舗は全店カウンター席のみで、お水はセルフ方式。卓上には、塩・コショウなど一般的な調味料のほか、スタミナ辛子(ニンニク入り辛子)も置かれています。

調理風景を眺めながら、ラーメンが運ばれてくるのを待つ時間も、昔ながらのラーメン店らしい趣ですね。

ラーメンスープは創業当初から、背脂醤油のみの一種類。あとは大盛りにするか、特製ラーメン(チャーシュー麺)にするかです。

デフォルトのラーメンはなんと税込600円。一杯800円が普通になった時代でも、お財布に優しい価格設定を維持してくれているのが嬉しいですね。

それでは「ラーメン(税込600円)」をいただきます!

ラーメン福のラーメンといえば、このたっぷりのもやしです。注文時に「野菜多め」の一言をお忘れなく。スープを一口飲めば、程よい塩加減の豚骨醤油味が口いっぱいに広がります。

このスープの中毒性は唯一無二。そして、もやしの青臭さと、豚骨の匂いが交互にくるのが、また良いのです。まずはもやしにスープをかけながら、一緒に平らげていきましょう。

薄切りチャーシューもまた良いアクセントになります。

そして続く麺へ!中太麺はスープによく絡むようにこだわった自家製。この食べ応えのある麺をツルッといく瞬間が、また至福のひとときです。

昔ながら変わらないスープと麺と野菜の三位一体。これこそ「ラーメン福」が愛される理由でしょう。

シンプルながら時代を経ても色褪せない一杯。定期的に訪れたくなる魅力を備えています。

そんなラーメン福。常連さんとなると、「特製大盛りラーメン(税込850円)」を注文する人が多くいらっしゃいます。こちらは麺とチャーシューを大盛りにした一杯です。

細身の人でも、このボリュームたっぷりのラーメンを平らげるのだからびっくり!しかし、それほどに「本当に旨い!」のです。せっかく食べるなら、大好きな味をお腹いっぱい味わいたいですもんね。

きっと一度味わったら病みつきになってしまう「ラーメン福」の一杯。ぜひ一度食べに訪れてみてください。

<ラーメン福>

店舗は名古屋市内に10店舗あります。店舗情報はこちら

営業時間:11時〜23時(全店共通)

定休日:火曜日(全店共通)

予算:800円前後

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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