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【名古屋市昭和区】メンマラーメンの真骨頂!「好陽軒」大盛りスペシャルメンマ

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

千種区の好来(現、総本家 好来道場)を発祥とし、市内に数店舗、暖簾分けしたお店が存在する「好来系ラーメン」

近年ブームの濃厚系とは一線を画し、鶏ガラと野菜を主体として、染み入るような滋味深さを備えた味わいが特徴です。良い意味で角が取れた一杯は"薬膳ラーメン"と例えられるほど。

今回は、中でも好来系の直系で、いち早く暖簾分けをした「好陽軒(こうようけん)」をご紹介!

お店が位置しているのは、地下鉄桜通線・桜山駅から徒歩10分弱の場所。県道29号線(八熊通り)に面しています。

3〜4台ほど駐車場も用意されているので、車でも行きやすいです。ピークどき(12時前後、19時前後)は混むため、開店直後に訪れるのをオススメします。

店内に入ると、好来系らしいポイントがたくさん!昔ながらのカウンター席や、店是(店の方針やスタイル)を書いたプレートが並びます。

そこには、好来系の原点である「淡麗系スープ」への熱いこだわりも綴られていますよ。

好来系の特徴の一つといえば、松・竹・寿といった個性的なネーミングですが、好陽軒を訪れた時、ぜひ注文して欲しいのが「大寿竹(税込1400円)」

大寿竹とは、大(麺大盛り)+寿(チャーシュー増量)+(メンマ増量)。好陽軒では"大盛りスペシャルメンマ"とも呼ばれています。

注文したらチップをいただいて、着丼を待ちましょう!

そして、登場したのがこちら。ラーメンどんぶりを埋め尽くすほど、特大メンマが入っています。数えてみると、その数は30本以上。

「め…麺が見えなくない!?」

衝撃のビジュアルでした!そして、このメンマがラーメンによく合う程よい塩加減。コリコリとしていて食べ応えも抜群です。

もはやメンマを食べに来ているのか、ラーメンを食べに来ているのか分かりませんが、いやはや満足感が半端ない・・・。

肝心のラーメンは本家の好来道場に比べて、醤油と鶏の旨味がストレートに出た素直な味わい。繊細な滋味深さというより、スープの甘さが際立っていました。

麺も少し太めになっており、モチモチとした食感が楽しめます。小麦の風味もしっかりと。

そんな一杯にも、好来系秘伝の「高麗人参酢」を!「好陽軒」のラーメンはよりストレートな味わいだけに、味変のギャップが劇的。

まろやかさの中に、一気に鮮やかな酸味が引き立ちます。これが不思議な中毒性を備えていて、最後までスープを飲み干せますよ。

最後は、店主ご夫婦が揃ってお客さんにかけてくれる「ありがとうございました〜!またどーぞ♪」という掛け声にもほっこり。お腹も心もすっかり満たされました。

好陽軒

住所:愛知県名古屋市昭和区広見町2-21-3

営業時間:11時~15時、17時~20時(ただし麺が売り切れ次第終了)

定休日:木曜日

電話番号:052-882-9780

予算:1500円以内

アクセス:地下鉄桜通線・桜山駅から徒歩10分弱

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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