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【名古屋市天白区】豚骨&好来系インスパイア!「一陽軒」の特上スペシャルを味わう

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋の隠れご当地ラーメン「好来系」。鶏ガラと豚骨、野菜をバランスよく合わせた、あっさりスープは滋味深い味わいで、根強い人気を誇っています。

そんな好来系ですが、市内・名古屋周辺に暖簾分けしているお店がちらほら。今回は、基本スタイルを守りつつ、それを独自にアレンジした一杯を提供する「一陽軒」をご紹介します。

お店があるのは、地下鉄鶴舞線・塩釜口駅と植田駅から徒歩約10分の場所。県道59号線(名古屋中環状線)沿いに位置しています。車で行く場合、中央分離帯があるので、北側からアクセスするようにしてください。

それでは「特上豚骨自家製麺 一陽軒」と屋号が掛かっているお店に入店です。

お店の中は、やはり好来系の雰囲気がしっかりと出た空間。カウンター席のみで構成され、木板にはラーメンへのこだわりが綴られています。

唯一違うのは券売機であり、メニューが一般的な名称であること。特上と付いたメニューが多くて悩みますが、せっかくなら「特上スペシャル」を行っちゃいましょう!

そして待つこと10分ほど。どどーんと提供されるのが、こちら。最初驚くのは、極太メンマの多さでしょう。なんと約30本も入っています。

実は、一陽軒は同じく好来系ラーメンの人気店・好陽軒の息子さんが経営されているお店。父譲りの高級極太メンマをしっかり継承しているのです。

一方で、ベースのラーメンには、一陽軒らしい個性がしっかりと!こってり豚骨とは相対する好来系ですが、一陽軒ではクリーミーな豚骨の美味しさ、好来系らしい滋味深さを両立しているのがポイントです。

初めは、少しインパクトのある濃厚な旨味。そして、じわじわと後を引く繊細な旨味。旨味の二層仕立てとでも言えば良いのでしょうか。好来系からインスパイアされた唯一無二のスープは、堪らなく癖になります。

なお、このスープは極太メンマとも相性抜群。あっさりとした味付けのメンマが、芳醇な豚骨アロマをまとうと、麺の最強なおともになります。コリコリとした食感も、ツルツルな麺をたべる間で程よいアクセントに!

そして最後は、卓上の「高麗人参酢」でさっぱりと。この〆の味変は、好来系ラーメンでも共通のとっておきですね。

いかがでしたでしょうか?今回紹介は、好来道場→好陽軒→一陽軒と、独自の系譜をあゆんだ個性派・好来系ラーメンをご紹介しました。

繊細ながらインパクトのある唯一無二の一杯。ぜひ食べに訪れてみて下さいね!

<一陽軒>

住所:愛知県名古屋市天白区植田西2丁目1601

営業時間:11時~14時、18時~20時

定休日:木曜日

電話番号:052-802-5525

予算:1500円以内

アクセス:地下鉄鶴舞線・塩釜口駅と植田駅から徒歩約10分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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