名古屋でも貴重な、四季を感じられる場所「猪高緑地（いたかりょくち）」へ行ってきました。

個人的には、初夏の田植えの時期が特に好きなのですが、実は紅葉も格別です！

手付かずの自然でしか見られないコナラやブナなど、鮮やかに色づく落葉広葉樹が、猪高緑地には多く残っています。

中でも緑地内で一番オススメの場所が、最高峰に当たる親鸞山（標高111.6m）周辺。

緑地の西側から目指すルートが一般的ですが、実は一番南の遊具広場からもアプローチできます。最短ルートということもありますが

入り口からこんな素晴らしい紅葉が迎えてくれます！青空に映えるオレンジ色に、ハイキング気分が高まるはず。

そして徒歩10分、親鸞山の山頂標識を越え、ロバの背山・展望台付近まで足を運ぶと、思わず息を呑む絶景が！

鮮やかな紅葉の天井。何層にもオレンジ色が重なり、まるで絵画のような光景を前に、立ち尽くしてしまいました。

爽やかな風とともに、一つ一つ宝石のように散りゆく葉がまた趣深いです。

「こんな絶景が名古屋市内でみられるとは…!!」と、驚いていただけるのではないでしょうか？

またオレンジだけでなく一面黄色に包まれるポイントも！原生林を思わせる、ミズナラの黄葉に思わず見惚れてしまいました。

親鸞山から天狗台をつなぐ稜線は、このように広葉樹が密集しているので本当に見応えがあります。

猪高緑地の紅葉は、上を見ながら探すように、愛でてみてくださいね。

また青空と一緒に眺めるのも良いですが、太陽光に透かせて見るのも一興です。

カメラを持っている方は、ぜひ望遠レンズを持参して歩いてみると良いでしょう！

猪高緑地の紅葉は12月下旬まで。比較的遅くまで紅葉を楽しめるのが、名古屋の緑地の魅力です。ぜひ行楽シーズンの締めくくりに、ハイキングへ訪れてみては？