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【名古屋市東区】これぞ名古屋の進化系二郎!極太濁流らーめん ら・けいこ 東片端店「デブセブラーメン」

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

東京・目黒を発祥とする二郎系ラーメン。もはや何が二郎本流で、本流でないか!?それほど複雑になっているラーメンジャンルです。

ここ名古屋にも二郎系のお店がここ数年でかなり増加しましたが、中でも象徴的な存在であり続けるのが「極太濁流ラーメンら・けいこ 本店」

「ら・けいこ流」とすら呼ばれる、極太麺 & 濃厚醤油だれを組み合わせた一杯は、唯一無二の中毒性を備えています。今回は、その分店にあたる「東片端店」を訪れてみました。

お店があるのは、地下鉄桜通線・高岳駅から徒歩10分弱の場所。名古屋高速・東片端(ひがしかたはた)JCT近くに位置しています。

決して名古屋の中心部からアクセスが良いとは言えない場所ですが、お店の前には大行列ができていました。やはり「ら・けいこ」にどハマりしている方は、相当数いるようです!

並んでいる間に、注文を済ませてカウンターへ。広くはないですが、こうした年季の入ったカウンター席で待っている時間が、案外落ち着くもの

そして同時に、厨房からどんどん押し寄せてくる、醤油だれのオイリーな匂いに、食欲がそそられっぱなしです!

着丼したラーメンの名称は、「デブセブラーメン(税込870円)」。麺の上にたんまりと盛られた野菜と、中央に据えられた揚げチャーシューが特徴です。

二郎慣れしている方にとっては、これが二郎のようで二郎でないのが、すぐに分かるはず!前述のようにチャーシューが違いますし、まずデフォルトで背脂が乗っていません。

そして、もやし荒稼ぎ方式の二郎本流に対して、キャベツの方が多いという「ら・けいこ流」。デフォルトの野菜量も良心的になっています。

まずは一枚でガツンとくる揚げチャーシューで、野菜をたいらげていきます。そして、麺が見えてきたら、タレと混ぜていくのが良いでしょう!

デブセブラーメンという名前でありながら、実際には汁なしというスタイルも、「ら・けいこ流」ならでは。

しかし、この少量の醤油だれと、麺の相性が抜群なのです!反発するようなワイルドな噛みごたえの麺が、甘辛い濃厚たれを纏い、口の中へガツンと投入されます。

食べ進めるごとに食欲が開いていくような、ジャンキーな美味しさの一杯。「これを食べたが最後」と言っても過言ではない、中毒性の高すぎるラーメンです!

そんなこの組み合わせには、山椒の味変も最高!通常、山椒を入れすぎると、味を崩しかねないですが、この「デブセブラーメン」には思う存分投入しても大丈夫です。

濃厚な旨味と、爽快な山椒のしびれ。この二つがバランスよく組み合わさった、「ら・けいこ流」唯一無二の美味しさを味わえます。

いかがでしたでしょうか?今回は二郎系インスパイアとして「極太濁流らーめん ら・けいこ 東片端店」デブセブラーメンをご紹介してみました。かなり尖った名前の一杯ですが、ハンパまく美味しいので、ぜひ一度食べてみてください!

<極太濁流らーめん ら・けいこ 東片端店>

住所:愛知県東区東片端町35 第2加藤ビル1階

営業時間:11時~14時、17時30分~22時

定休日:日曜日

アクセス:地下鉄桜通線・高岳駅から徒歩10分弱

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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