市民憩いの場「名古屋市 農業センター delaふぁーむ」。名古屋市の農業振興を目的とし、昭和40年に開設された公園で、天白区の絶好の遊び場です。

中でも2月下旬から3月上旬にかけては、国内有数の規模を誇る梅苑が満開を迎え、たくさんの地元の方で賑わいます。

同時に、このタイミングは一度冬の寒さが緩む時期。ということでオススメしたいのが、公園内にある「なごやか牧場 ミルク工房」でいただけるジェラートです。

実は、農業センターには牧場が併設され、牛も数頭放牧されています。毎朝、搾りたての生乳を使って、素材の美味しさそのままに、ジェラートやカップアイスなどを販売しているのです。

また同じく農業センター内で、野菜も生産されており、ジェラートのフレーバーにも盛り込まれているのも特徴。例えば、八事五寸にんじん。野菜とは思えないほどの甘さで、野菜嫌いなお子さんでも美味しくいただけます。

また三河の西尾で有名な抹茶など、大人用のビターなフレーバーもありますよ！

シングル（350円）かダブル（450円）か選べるのですが、せっかくならダブルがオススメです。やはり毎年注文してしまうのが、ミルクとにんじんの組み合わせ。

素朴な甘さが口の中に染み渡り、にんじんの優しい風味に、思わずホッと肩の力が抜けていきます。

初めていただいた時、「都会の真ん中で、こんなに美味しいミルクを味わえるとは！」と驚いたことも覚えています。お財布に優しい価格設定も嬉しいですね。

農業センターでは梅が見所ですが、「なごやか牧場 ミルク工房」の周囲では、菜の花がとても綺麗です。

ベンチに座りながら、花を眺めて、シェラートをいただくひとときには、最高に癒されますよ。

また、のんびりと過ごしている牛を眺める時間も、お子さんはきっと喜ぶはず。都会で生き物を見る経験は貴重です。

これから暖かくなったら、ぜひ「なごやか牧場 ミルク工房」へ出かけてみてはいかがでしょうか？心もお腹も満たされる、小春日和を過ごせます。