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【名古屋市天白区】春の色彩と活気に魅了される「名古屋市農業センター delaふぁーむ」へ癒しを求めて

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋が一番美しい風景を見せてくれるのが、春のシーズン。3年半、名古屋に住んできて、毎年春が待ち遠しくてなりません。

桜の名所が多いということもありますが、それに先駆けて楽しめる梅の花もたいへん素晴らしいです。中でも「名古屋市農業センター delaふぁーむ」は、2月下旬から3月には必ず訪れます。

農業の振興を目的として開設された、市民の憩いの場と言える公園ですが、春先の園内では全国有数の梅苑が満開を迎えるのです。

しだれ梅まつり期間中には、たくさんの人で賑わい、もっとも色彩豊かになるシーズン。気温も次第に暖かくなり、少し外出したいときにぴったりです。

可愛らしい花が咲き誇り、その中に包まれる時間は、癒しのひととき。ほのかに甘い香りも漂い、ただぶらぶらと散策しているだけでも心が満たされます。

カーテンのように咲き誇るピンクの花々に、思わず見惚れてしまうはず。

そんな中、白い梅の花もアクセントとして加わります。歩くごとに様々なフォトジェニックなシーンに出会うので、カメラを持って散策するのが楽しいですよ。

せっかくなら200mm以上の望遠レンズを持っていくことをお勧めします。

例えば足元へ目を向ければ、黄色の水仙。枝垂れる梅の花と一緒に、写真に収めてみました。

花だけでなく、地面も春に向かっています。足元も彩り豊かになり、文字通り、春の気配はすぐそこに訪れていることを実感しました。

また賑わう人だけでなく、木々からも声がするのに気づくでしょう。その正体は、梅の蜜を吸いに来る「メジロ」たちです。

木から木へと飛び回り、無我夢中で蜜をついばむ姿には、なんだか元気をもらえるはず!懸命に生きている姿を見ると、「ネガティブになっていてはいけない。頑張ろう!」と思えますね。

メジロを撮影したいなら400mmほどの望遠レンズを持参するとベターです。

ということで、毎年2月下旬〜3月になると、せわしない仕事の合間を縫って、癒しを求めて「名古屋市農業センター delaふぁーむ」へ足を運んでいます。

きっとささやかなパワーチャージになるので、ぜひ近くの方は訪れてみてください。

<名古屋市農業センター delaふぁーむ>
住所:名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
営業時間:9時~16時30分
定休日:毎週月曜(祝休日の時は翌平日)
料金:無料
電話番号:052-801-5221
駐車場:第1駐車場(普通車190台)、第2駐車場(普通車34台)ともに無料。
※農業センターまつり、しだれ梅まつり期間中は有料になります。有料時1回500円。

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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