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【名古屋中区】純広東料理と本場の中国茶文化を堪能!「茗圃(みょうほ)」で飲茶ランチを味わってきました

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

2009年に白川公園前に開店した中華料理店「茗圃(みょうほ)」

一風変わった店名は、中国語で"茶園"を意味し、本場の中国茶と一緒に、趣向が凝らされた広東料理をいただくことができます。

高級感のあるお店ですが、敷居は高くなく、ランチは約2,000円/1人から利用可能。あまり名古屋で本格的な中華を食べたことがなかったこともあり、先日伺ってきました。

安価でボリューミーな町中華も良いですが、カジュアルな中華コース料理で休日を優雅に過ごすのも良いですね。

お店は、名古屋市営地下鉄・伏見駅から徒歩7〜8分ほど。5番出口が最短です。住宅地の一角に、エレガントな佇まいのお店が現れます。

席は一つ一つ仕切られておらず、広々としたお部屋に席が並べられているスタイル。内装や家具から、中国らしい伝統的な趣を感じられます。

事前予約必須のお店なので、席に着き次第、早速コース料理が提供されます。

様々なランチが選べる「茗圃」ですが、今回は土日祝限定の「飲茶ランチ(税込2,860円)」を選択しました。内容は以下の通り。

・三種前菜の盛り合わせ
・本日の四種の點心
・本日の炒飯、又は 麺
・デザ-ト

ボリュームは軽めなので、どなたでも楽しめるはず。それでは簡単にご紹介していきましょう。

まずは、3種の前菜盛り。鶏チャーシューと酢の物、キクラゲが盛られています。

チャーシューは独特な香りをまとい、キクラゲは喉越し良く、酢の物は鮮やかなアクセント。一緒に提供された、プーアール茶とも相性の良い味付けでした。

そして次に、點心4種が続いていきます。

・大根餅
・海老蒸し餃子
・椎茸とイカのすり身の卵白蒸し
・海老の湯葉春巻き

點心といえば、焼売や小籠包というイメージだと思いますが、「茗圃」の點心は、とても個性的なラインナップが特徴です。

トロトロな美味しさの大根餅、椎茸に出汁が香る卵白蒸し、プリッとした海老の旨味を楽しめる餃子など、どれもとても美味しかったのですが

中でも一番気に入ったのが、こちらの湯葉春巻きです。

パリッと香ばしい湯葉の中には、噛むほどに旨味の出てくるあんがたっぷり。まるでお肉を食べているようなジューシーな満足感のあと、ごくわずかにパクチーが香ります。

小さな料理の中に、これほど色々な表情が詰まっていることに驚きです!

そして1個330円で「小籠包」を追加注文!言わずもがな、こちらは肉汁がたっぷりの、ジューシーな旨味が口の中で弾ける一品でした

ここまできたら、あとは後半です。メインは炒飯か麺から選べるのですが、イチオシは炒飯

特徴は、タイ米を使用していること。一粒一粒長いお米は、パラパラに仕上げられているものの、モチモチとして食べ応え抜群です。

サラッとした味付けですが、そのおかげで、たっぷりと入っているお肉・海老の旨味の存在感を感じられました。

最後はマンゴープリンと、食後のジャスミンティーを一緒に。とろけるプリンに香り豊かなお茶がよく合います。

ジャスミンティーはポットにたっぷり入っているので、何度もお代わりしつつ、食後の時間をゆるりと過ごしました。

コース全体として、ボリュームよりクオリティ重視の純広東料理。しかし、ハードルを感じずに味わえるので、友達とのランチから記念日の利用まで、色々なシーンにオススメです。

<茗圃(みょうほ)>
住所:愛知県名古屋市中区栄2丁目12-22
営業時間:11:30~22:00
定休日:月曜日
電話番号:052-253-7418
アクセス:名古屋市営地下鉄・伏見駅から徒歩7〜8分
URL:https://myoho-nagoya.com/

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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