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【名古屋市】創業から43年の老舗ラーメンチェーン「ラーメン福」愛され続ける理由とは?

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

誰しも時々、食べたくなる味があるもの。私にとっては、それが名古屋市内に11店舗展開する「ラーメン福」の提供する一杯です。

近年台頭している進化系ラーメンとは一線を画し、シンプルで実直、確かな美味しさのラーメンは、いつ食べても飽きがなく、ふと食べたくなる魅力があります。

そんな方は私以外にもとても多いようで、いつお店を訪れてもお客さんでいっぱいです!

今回は、そんな大好きな「ラーメン福」の一杯が、これほどまでに愛されている理由を自分なりに考察したので、少しご紹介したいと思います。きっと共感いただけるリピーターの方も多いのではないでしょうか?

庶民に優しい価格と、親しみやすさ

まず何といっても魅力的なのが、お財布に優しい価格帯でしょう。デフォルトのラーメンは税込600円で、大盛りでも税込700円となっています

今や一杯800〜900円も当たり前の時代。このご時世、チェーン全体で、日常的に利用できる価格を守っているのは、本当に太っ腹だと思います。

しかも、名古屋市内を中心として11店舗も展開しており、等しく高いクオリティの一杯をいつでもいただけることも支持されている理由かもしれません。

無料トッピングの満足感、健康にも◎

次にポイントとなるのが、この無料トッピングです。なんと、野菜(もやし)・ネギの量を増やすことができます。

店舗のメニューには書かれていないので、注文時に店員さんへお伝えしましょう!すると、もやしが山のように盛られたラーメンが出てきます。

リーズナブルな金額でありながら、こうしたサービスまで本当に満足度が高いです。野菜不足になりがちなラーメンですが、これであれば健康にも良く食べられます。

スープがうまい!もやしとの相性も良い

肝心な味についても、本当に美味しいです!京都系の醤油ラーメンを思わせる淡麗スープは、程よく動物系の匂いがあり、適度な塩加減

このスープが、みずみずしいもやしとよく合います。脂物を飲んでいるという罪悪感もなく、軽やか味わいになっているので、何度でも啜ってしまいます。

この絶妙な味付けが、飽きのこない一杯の立役者になっているのではないか?と思わずにはいられません。

こってり好きからあっさり好きまで、万人に愛される美味しさなのです。

食べ応えのある中太麺

次にお伝えしたいのが麺との相性。自社工場で生産した中太麺は、スープとよく絡み、そして適度な食べ応えがあります。

ツルツルでありながらもちっとして、歯切れの良さもある。昔ながらのラーメンは細い縮れ麺などが多い印象ですが、むしろそれとは真逆で、今トレンドとなっているタイプの麺です。

デフォルトでもお腹がしっかりと膨れて、満足感がある。ここにも「ラーメン福」の太っ腹な側面が現れています。

昔ながらのチャーシュー

最後は、ラーメンの立役者であるチャーシューです。最近は、分厚いチャーシューを一枚乗せるラーメンも多いですが、「ラーメン福」ではクラシカルなスタイルを守っています。

薄く切ったバラチャーシューが、数枚散りばめられているのです。

一回で食べきることなく、あくまでラーメンの名脇役として、味わいに華を添えてくれる。シンプルな一杯だけに、このチャーシューの存在感が逆に際立ちます。

ということで私の溢れんばかりの"ラーメン福愛"を語ってみました。本当に美味しいので、名古屋市内にお住いの方はぜひ足を運んでみて下さい!

<ラーメン福>

店舗は名古屋市内に10店舗あります。店舗情報はこちら

営業時間:11時〜23時(全店共通)

定休日:火曜日(全店共通)

予算:800円前後

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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