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【名古屋市天白区】てっぺんと言えば「まぜそば」名古屋市民が愛する、まぜそばのスタンダード!

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

近年、名古屋グルメとして注目されるようになった、台湾まぜそば。その発祥は麺屋はなびですが、ほぼ同時期に「まぜそば」ジャンルにおいて、名古屋のラーメン文化を牽引してきたお店があります。

名古屋市内に複数店舗を展開している「らーめんまぜそば てっぺん」です。知名度はそれほど高くないですが、熱烈なリピーターも多く、まぜそばのスタンダードと言える一杯を提供しています。

筆者がいつも訪れるのは、天白区にある野並北分店。天白区植田と大高を結ぶ、県道59号線沿いに位置しています。アクセスしやすく、駐車場も広いので便利です。

お店に入ったら券売機で注文!塩まぜそば・台湾まぜそばなど、たくさんのラインナップがありますが、初めての方は「まぜそば」がオススメ!

よりまろやかに味わいたい方は、卵黄ダブルを選ぶと良いでしょう。もちろん大盛り(+150円)もできますよ。

着丼した「まぜそば」がこちら。中央には綺麗な卵黄、周囲には角切りチャーシューや水菜、魚粉といったトッピングが盛られています。

まぜそばながらジャンキーな印象はそれほどなく、王道の見た目でまとまっているのが「てっぺん」の手がける一杯です。

その中で、ひときわ目を引くのが角切りチャーシュー。しっかり炙られており、焦げの香りが食欲を高めてくれます。

チャーシュー自体に強い味付けがなされておらず、麺とタレにしっかり馴染んでいくのが特徴です。

唐辛子も少々。しかし、全く辛くありません!正直、台湾まぜそばは、食べる人を選びますが、てっぺんの「まぜそば」であれば、辛いものが苦手な方でも美味しくいただけるはず。

卵黄を割って、ワシワシと和えていったら、いよいよ麺を啜っていきます。

まず、中太麺のモチモチとした食感と、卵の濃厚さを楽しみます。続いて、口の中に広がっていく、まぜそばの優しくも旨みたっぷりの味わいがたまりません。

通常、醤油やニンニクで勝負しがちな、まぜそばですが、こちらはとてもマイルドな印象です。決め手となっているのは、自家製ダレ

干しエビ・干し貝柱の香ばしさが際立ち、一発目に感じるパンチと、旨みの余韻のバランス良し。リピーター続出の、まぜそばの優等生な一杯です。

なお、てっぺんが人気の理由として、名古屋本店以外のお店では、無料で終日ご飯が食べ放題ということも挙げられます。

まぜそばの〆として、追い飯も良いのですが、個人的には特製ラー油で食べるのがオススメ。このご飯が、濃厚なタレの絡みついた麺と相性抜群なのです。

焼きそばと一緒にご飯を食べるような罪悪感ですが、これが止められません。お腹いっぱい、最後まで美味しくいただける「まぜそば」。ぜひ一度味わってみては?

<らーめんまぜそばてっぺん 野並北分店>
住所:愛知県名古屋市天白区保呂町1819
営業時間:
昼/11:00~14:45(L.O.14:45)
夜/18:00~22:30(金・土 23:30)
電話番号:052-808-8807
アクセス:植田ICから車で約10分(店舗裏大駐車場あり・P18台)

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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