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【名古屋市昭和区】大仏と桜の共演!「八事山 興正寺」春限定の絶景へ出会いに

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

八事のトレードマークと言える「八事山 興正寺」

江戸時代の開山以来、尾張藩2代目藩主・徳川光友公が帰依したことで、尾張徳川家の祈願所として篤い信仰を受けます。また「尾張高野」とも称され、学問・修行の場として民間信仰も集めました。

そんな名古屋を代表する名刹「興正寺」ですが、実は桜名所でもあることはご存知でしょうか?

4月上旬になると、興正寺の境内には、約100本もの桜が咲き誇ります。本数自体は少ないものの、注目したいのが寺院とのコラボレーションです。

例えば、境内の中心に立つ「五重塔」とソメイヨシノの共演。まるで春の京都を思わせる景色を見ることができます。

桜はヤマザクラを中心として、ソメイヨシノや四季桜、ヤエベニシダレなど品種が多いことも特徴です。四季桜は、春と秋に2回花つける変わった桜。

品種が多いため桜の見頃が比較的長く、少しタイミングを変えるたびに違った風情を味わえます。

その中で、一番注目したいのが、五重塔の傍の桜です。写真で見ると、一見なんの変哲も無い見事なソメイヨシノなのですが、、、

実は大仏さまとのコラボレーションを見せてくれます。正面に桜はないため、右手側から眺めると良いでしょう。

この風景をはじめて見たとき、思わず筆者も「ここは名古屋か!?」と内心思ってしまいました。それほどに表情を変える、春の「八事山 興正寺」

境内は入場料等かからないので、地下鉄でふらっと訪れてみてください。

<八事山 興正寺>
住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町78
電話番号:052-832-2801
アクセス:名古屋市営地下鉄・八事駅から徒歩すぐ
桜の見頃:4月上旬

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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