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【名古屋市天白区】ふと何気なく歩いてみたら、野鳥と梅が魅せる「名古屋の春景色」に出会えました!

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

2022年は例年に比べて、約20日ほど梅の開花が遅いそうです。

待ちわびた梅の開花に合わせて、先日近所の「名古屋農業センター delaふぁーむ」へ自転車を漕いで向かったのですが...

月曜はまさかの休館日!しかし諦めきれず、「どこか周囲で梅を眺めるポイントはないか?」探しながら歩いてみたところ、素晴らしい名古屋の春景色に出会えたので、少しご紹介したいと思います。

そのポイントとは、農業センターの北側の区画です。針名神社の境内から階段を上がって出る、北側の道を歩きます。

このようにフェンスがあり、かろうじて梅が見えるという感じ。気持ちお花見ができる程度ですが、道のカーブに差し掛かったところで、思わず足を止めました。

なんと、梅の花が重なるポイントを発見したのです!黄色の蝋梅(ろうばい)と、紅白の梅がコラボレーションしてくれました。

まるでシャワーのように咲き乱れる花の風景を前に、夢中で写真を撮影していました。

「名古屋市農業センター delaふぁーむ」というと、園内が梅で満たされる写真が定番ですが、遠巻きに重なる風景も素敵ですね!

休館で残念ではありましたが、ふとこうした風景に出会えると、むしろ休館で良かったと思えます。もし園が営業していたら、きっとこの道を歩くことはなかったのですから...

となんだか物思いに耽っていると、野鳥がちょこんと現れました!ぴょんぴょんと飛び跳ねながら、餌を探している「シロハラ」という鳥です。

なんと最後は、野鳥と梅のコラボレーションを楽しむことができました。

とてもマニアックではありますが、「名古屋市農業センター delaふぁーむ」近くの大根ケ越周辺は、野鳥保護区に指定されている場所。「都会の一角に、こんなオアシスがあるんだなぁ〜」と、再発見のあった1日となりました。

<名古屋市農業センター delaふぁーむ>
住所:名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
営業時間:9時~16時30分
定休日:毎週月曜(祝休日の時は翌平日)
料金:無料
電話番号:052-801-5221
駐車場:第1駐車場(普通車190台)、第2駐車場(普通車34台)ともに無料。
※農業センターまつり、しだれ梅まつり期間中は有料になります。有料時1回500円。

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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