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【名古屋市緑区】一周が絶景に変わる!春麗な散歩コース「螺貝公園」を歩こう

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

「住宅街の一角にこんな桜名所が!?」という驚きの多い名古屋市。毎年、いろんな桜スポットを探しながら歩くのが楽しいですね。

今回はその中でも、穴場中の穴場、緑区の「螺貝(ほらがい)公園」をご紹介します。

その名の通り、螺貝池を囲むように整備されている公園です。1周約10分〜15分と手頃な広さのため、朝にはウォーキングやランニングを楽しむ方も多いです。

また市内では貴重な釣り堀も設けられているスポットのため、釣りに来る家族づれを見かけることもしばしば。

もちろん緑豊かな通常のシーズンも気持ちの良い公園ですが、3月下旬から4月上旬になると、なんと一周が桜並木に彩られます。

ピンクのトンネルはとても見応えがあり、吊るされた提灯とのコラボレーションも趣抜群!静かな場所ですが、お祭りの雰囲気が演出されているようで、元気がもらえます。

北東の区画には、ユキヤナギと桜が組み合わさるエリアも。道も適度に曲がっているので、景色変化に富んでいて写真撮影が捗りますよ。

シロヤナギの優しいパステル色の緑も、白とピンクに映えますね!これから夏に向けて色彩が濃くなっていくような、春らしい色合いに癒されます。

道中には、水面に映り込むソメイヨシノも眺められます。桜に包まれるような空間は、360度の絶景です。「名古屋にこんな場所があるなんて...!!」

なお、一つとして同じポイントはないので、自分のお気に入りのポイントを探すのも楽しいですよ。

桜並木のいたるところには、ヒヨドリが蜜をついばんでいました。元気に活動する彼らを見ると、なんだかほんわかした気分になれますね。

カメラを構えながら夢中で追いかけていました。

また私のお気に入りの場所は、南にあるベンチ。桜を眺めながらゆったりくつろげるスポットですが、周囲には花畑も綺麗に整備されていて、色彩豊かな風景も満喫できます。

深呼吸をして肩の荷を下ろしながら、脱力するように座る。新年度も忙しい日々が続きますが、こうしたのどかな時間に浸った後は、「また頑張ろう!」という気持ちになれますね。

桜も残すところわずかではありますが、最後まで名古屋が一番美しい春シーズンを楽しみたいと思います。

<螺貝公園>
住所:愛知県名古屋市緑区相川3
アクセス:地下鉄桜通線・相生山駅から徒歩約5分
桜の見頃:3月下旬〜4月上旬

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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