前回、【名古屋市天白区】”パンチでつけめん”が痺れ旨い！「麺屋四十（しん）」の記事で、さしみ醤油と特製ラー油を使った、個性的な一杯をご紹介しました。

今回は、少し趣向が変わった夏のシーズンにもよく合う「塩つけ麺」をご紹介したいと思います！

お店が位置しているのは、島田橋の交差点から一本、裏路地に入ったところ。目立ちにくい場所ではあるものの、常連さんの多い人気店です。

券売機で注文してから数分。早速「塩つけ麺」が着丼しました！

見た目は、白濁としたスープのつけ麺。塩なのであっさり系のスープも頭に浮かびましたが、クリーミーな濃厚系となっています。着丼すると同時に、鶏豚骨を炊き出したクセのある香りが感じられます。

まるで軽いエスプーマのように、スープの表面の泡が特徴です。近年、つけ麺のトレンドは豚骨魚介のダブルスープですが、どちらかといえばオールドスタイルの"鶏ガラ豚骨"という組み合わせで提供しています。

モチモチと弾力のある中太麺に絡めていただきます！最初は、独特の香りが舌に伝わり、そこから鶏の旨味と豚のこってり感が口いっぱいに広がります。

その途中で主張をする、つけ麺の決め手である「瀬戸内の藻塩」。藻塩によって、スープの味わいが伸びていくような感覚を覚えました。

口に運ぶたびに、動物系の旨味が持続するつけ麺。これは新感覚！そして塩の醸す爽やかさやもろやかさもなんだか夏にぴったりだと思いました。

最後は〆の雑炊で！「麺屋四十」さんの雑炊は変わっていて、ラーメンスープで割って提供されます。最後の最後まで旨味の詰まった味わい。食べ終わった後の充足感がすごいです。

ということで、夏に食べたい絶品塩つけ麺をご紹介しました！唯一無二の一杯を、ぜひ一度食べに行ってみてはいかがでしょうか？