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【名古屋市天白区】何だか懐かしいお店の一角で。富士栄の「ひつまぶし茶漬け」で"土用の丑の日"を過ごす

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

7月23日(土)は土用の丑の日でしたね。夏の土用の丑の日には、「う」が付く食べ物を摂ると良いとされ、うなぎを食べるのが国民の習慣になっています。

ただ、一人暮らしをしているときは、そういう行事に疎く、うなぎを食べられていなかったのですが、ようやく先日食べることができました!

しかも天白区の近所に、とても美味しいうなぎ屋さんを発見することができたので、少しご紹介したいと思います。

それは地下鉄鶴舞線・植田駅の裏手にある「富士栄」さんです。住宅街の中に、なんだか時の止まったような懐かしい雰囲気と外観のお店が現れます。

親子2代でつなぐ、創業40年以上になる老舗のうなぎ屋さんです。お店に入る前からうなぎを焼いている炭火の良い香りが漂ってきました。

それにしても畳席の雰囲気が良い感じ。とてもゆったりとしており、まるで祖父母の家に遊びに行ったようにくつろいでしまいました。

オーダーしたのは「ひつまぶし茶漬け(税込3,070円)」。+160円でお吸い物を肝吸いに変更していただきました。

名古屋名物のひつまぶし。市民の方ならよくご存知かと思いますが、一般的に頼むと4,000円はくだりません。そう考えるとリーズナブルでありがたかったです。

しかもご飯大盛りも無料で対応いただけて大満足。うなぎと、うなぎのタレが美味しすぎて、いつもご飯が足りなくなってしまうのは、私だけではないでしょう!

まず一杯目は、タレの染みたご飯と、うなぎを数切れ一緒にいただきます。

少しカリッとしながらも、ほろほろとくずれるうなぎの身。うなぎ独特の上質な脂が口いっぱいに広がります。

「うなぎを食べる一口目の感動と幸せといったら...!!」タレの染みたご飯も、やはり裏切らず美味しいです。

2杯目の薬味が一番好きという方も多いのではないでしょうか。

子供の頃は、ダイレクトにうなぎの脂を楽しめる方が良かったのですが、少し年をとると、わさびの爽やかさ・あっさりさを求めるように。

夏らしい清涼感がうなぎに加わり、するすると食べ進められます!滋味深さもなんだか増す気がしますね。

最後には、出汁を使ってお茶漬けでいただきます!もちろん残ったわさびを全て溶かして、清涼感もキープです。

薄味だからこそ、うなぎの個性的な旨味と脂が前面に出てくる感覚。ある意味、一番うなぎ感がある気がします!

一回のオーダーで3度美味しい「ひつまぶし」。忙しい日常生活の中で、こうしたちょっとした贅沢って大事ですね。7月23日は土用の丑の日のうち、一の丑になります。8月4日が二の丑になるので、ぜひ美味しいうなぎを食べに行ってみてください!

<富士栄>
住所:愛知県名古屋市天白区植田3-105
営業時間:[昼]11:00~14:00 (LO 13:45)
[夜]16:00~21:30 (LO 20:30)
定休日:木曜日
電話番号:050-5890-6579
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩すぐ

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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