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【名古屋市天白区】名古屋の自然を象徴!四季折々美しい「天白川」の絶景をご紹介

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

平野や住宅地が続く名古屋。山間部に比べて自然を身近に感じにくいかもしれませんが、実は四季折々美しい風景を見せるスポットがいくつか存在します。

市内の緑地が代表的なスポットですが、今回ご紹介する天白川もその一つ。愛知県日進市から名古屋市を流れ、伊勢湾に注ぐ総延長約22kmの河川です。

今回はそんな天白川の四季をお伝えしたいと思います!それでは早速、春の風景から。

天白川の代名詞と言える桜の風景。植田駅周辺、天白川大橋付近から野並方面まで整備されている天白川緑道沿って美しい桜並木が続きます。

3月下旬には満開の桜のトンネル、3月末から4月上旬にかけては桜吹雪が見事です。早朝ランニングする方も増え、ようやく活動的な季節のスタートを感じさせます。

道中、菜の花との共演を見られる場所もあり、カメラを持ってサイクリングをするのが楽しみです。

次に夏の風景。桜も芽吹き緑へと変わり、河川敷の草も青々と輝き、生命力が感じられます。水の透明感にも目を奪われ、初夏には爽やかな風が気持ちいいです。

青空や雲、緑がそれぞれ組み合わさって、とても絵になる夏の風景。天白小橋から眺めた景色なのですが、通るたびに立ち止まって見入ってしまいます。

いつ訪れても雲や空の加減で、見られる景色が少しずつ変化するのも魅力です。

続いて秋の風景。少しずつ日が傾く時間が早くなり、定時での帰宅時間と日没がかぶることも。ほのかなグラデーションをつくりながら、川の向こうに沈む夕日がとても綺麗です。

そんな川には、ちらほらと渡り鳥の姿も見られます。ダイサギやコサギ、カモやカワウなど。1羽2羽と増えていくたびに、冬が間近に迫っている足音を感じます。

少し物寂しさもありながら、どこかドラマチックな雰囲気も感じられ、個人的に大好きな季節です。

そして冬です。冬は特筆する点があまりないと思っていたのですが...。先日の大雪で、何と雪景色を撮ることができました!雪に覆われると、深い青色の川との白い雪のコントラストが美しいです。

また飛来する渡り鳥の種類も増え、寒々しい風景とはうらはらに賑やかな側面もあります。望遠レンズを付けて川の周辺をを歩くのが楽しいです。

春に近づくたび草木の色が、赤茶色から少しずつ緑へと変わっていきます。

番外編ですが、夜の景色もなかなか趣がありますよ。ポツポツと灯る明かりと、ダイナミックの空の対比が幻想的!建物が適度なので、開放感がありますね。

いかがでしたでしょうか。今回は四季折々の天白川の風景をお伝えしました。これからもカメラを持ってお散歩しながら、名古屋の自然風景についても発信していこうと思います。

<天白川 / 天白小橋>

住所:愛知県名古屋市天白区植田南3丁目601 中部電力付近

アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩10分弱

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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