千種の河合塾で浪人時代を過ごした時に、よく立ち寄っていたラーメン屋さんR。オイリーなタレがワシワシ麺に絡む汁なしと、濃厚さと酸味の対比が絶妙なつけ麺。

そのどちらも至高の美味しさで、大学で関西に出たあと、名古屋に帰るたびに立ち寄っていました。閉店したと聞いた時はショックでしたが、名古屋駅前のお店に統合されたと聞き、名古屋にUターンしてからは定期的に訪れています。

汁なしはあの時のまま変わらずで大好物ではあったのですが、「つけ麺は何だか違うような...？」食べログの口コミにもありますが、少し酸味を強くしており、あっさりとした印象に変わっていました。

あの時よく食べていた"あのつけ麺"が食べられないなんて。と思っていたのですが、先日ふと訪れてつけ麺を注文してみたら、なんと"あのつけ麺"ではありませんか!?

まさに歓喜の瞬間でした！！

それがこちら。着丼と同時に、少しスープの粘度が増したような？と一目で思ったら、その通りでした。最初いただいた時に衝撃を受けた、汁なしにも通じているような重厚なタレ感を感じられます。

脂身の多いトロトロチャーシューに、背脂がたっぷりと浮いたつけ汁。ひとすくいして飲んでみると、こってりとしたジャンキーな味わいとともに、舌の上に伝わる酸味。山椒を振りかけると、心地よい痺れも加えられて、唯一無二の美味しさです。

麺は汁なしと比べると少し細め。ですが、普通のお店であれば間違いなく極太というサイズ。一本一本が長く喉越しが良いツルッとした麺です。弾力もあり、小麦自体の香りも十分に感じられます。

麺の量はデフォルトで500g。大盛りにすると750gという大ボリュームとなっています。海苔で巻いた麺をつけ汁と一緒にいただくのがとっておきです！

麺とつけ汁の相性も抜群！濃厚なつけ汁をまとわせて思いっきり啜り、弾力のある麺の美味しさを味わいながら、つけ汁を一緒に飲んで、キレのある酸味を楽しめました。

濃厚さをウリにしているつけ麺は多いと思いますが、濃厚さと酸味の絶妙なバランスを備えているつけ麺は中々ないのではないでしょうか。

唯一無二の一杯が復活してくれたことに感激！ぜひ今後も足繁く通いたいと思います。